[読書メモ] ふんわり・お酒・眉毛猫「飲めば都」/北村 薫

Posted by localpocky on 02.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback




111002.png

2011年5月刊。
ミステリー要素はほとんどない、ほのぼのとした小説。
お堅かった「いとま申して」に比べて、こちらは気軽に楽しく読めます。
この本に形容詞を付けるとしたら「ふんわり」といったところでしょうか。
ストーリーは繋がっていますが、短編仕立てになっているので、読みやすいです。

この物語の主人公は、出版社に勤める編集者の 小酒井都 (こさかい みやこ) さん。
彼女はお酒が好きで、会社帰りによく飲む。そして酔っ払うと翌日は何も覚えていない。そういう人。

泥酔シーンがいくつか出てきますが、さすがは北村薫、上品です。
お酒にまつわるエピソードが、そこかしこに顔を出します。
この本には、そんなに詳しいお酒の蘊蓄が出てくるわけではありませんが、以前好きでよく読んでいた「BAR レモンハート」というお酒のマンガのことを思い出しました。

「指輪物語」のラストには、おもわずニヤリ。
こういうのを見ると、また「ミステリの北村薫」を読みたくなります。

あと、この本は装丁がいいですね!
「飲めば都」というタイトルも、眉毛猫のイラストも、本の内容にぴったりです。

読み終えてみれば、主人公の成長物語にもなっていたんですね。
読後感が心地よい、楽しい本でした。

(2011/09/25 読了)

飲めば都

北村 薫
新潮社 2011-05
by ヨメレバ



このブログの更新情報を、
RSSフィード RSSFacebookページ FacebookページGoogle+ページ Google+ページTwitter Twitter で流しています。
もし記事を気に入ってくださいましたら、ご覧いただけるとうれしいです!





同じカテゴリの関連記事

  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://nishi248.blog60.fc2.com/tb.php/989-053a3012

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
ブログの紹介など → こちら

HSタグクラウド

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索フォーム

トラックフィード

track feed リンク元サイト