[読書メモ] 謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉

Posted by localpocky on 22.2011 書評/読書メモ   1 comments   1 trackback




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2010年9月刊。
「2011年 本屋大賞 第1位」の帯とともに、近所のどこの本屋さんでも目立つところに置かれている、この本。
舞台が国立市だということも、影響しているのかな?

「本格ミステリ」と謳われているので、少し気になっていました。
図書館を調べると、なんと 200 人待ち…。諦めて買って読んでみました。

短編6編。どれもコンパクトにまとまっています。
個性的な登場人物、緻密に張られた伏線、分かりやすい解決編、そしてユーモアたっぷり。
とても読みやすくて、どんどんページが進みます。

正直に言って、本格ミステリとしてはちょっと物足りない感じが…。
謎が大きい割には、あまりにもあっけなく解決しすぎて、もったいない感じがします。

でも、その分、読みやすいのも事実。
クドクドと読まされるより、さっと解決する方が好みという人もいるでしょう。
この軽快感は、自分も嫌いじゃないかな。…あれ、どっちなんだろう。

いちばん面白かったのは、最後の話。
現場に残されたのは、何者かによって「消された」ダイイングメッセージ。
何かが書かれていたことは分かっているが、何と書かれていたかが分からない。
では、何と書かれていたのか。何と書かれていなければいけなかったのか…。

この本は、図書館で何ヶ月も待たないで、ぜひ旬のうちに読んでみてください。

(2011/05/12 読了)

謎解きはディナーのあとで

東川 篤哉
小学館 2010-09-02
by ヨメレバ



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2011.11.30 03:33 | URL | 藍色 #- [edit]

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