[本] 科学する麻雀/とつげき東北

Posted by localpocky on 23.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback




科学する麻雀 (講談社現代新書)

とつげき東北
講談社 2004-12-18
by ヨメレバ

2004年刊。
実はかなり以前から「いつか読みたい本」リストに入っていた本です。
とあるブログでこの本のことが書かれていて思い出し、読んでみました。

徹底的な統計主義を取っている、麻雀指南本です。
数式やグラフがいっぱい出てきますが、「数式に興味のないかたは、結論部分だけ読んでもらって構わない」という著者の導きに従って、数式はどんどん飛ばして読みました。

勘や「読み」「流れ」などを廃して、あくまでデータの分析結果を基にした戦略が示されています。どういう条件のときにはリーチをかけるべきか、降りるべきかなど、書かれている内容は非常に具体的です。
「リーチ宣言牌の周辺は危険」といった、よく耳にするお約束についても、膨大な打牌記録の分析結果から、それは間違いだと断言。麻雀に慣れている人ほど、意外に思うことが多く書かれているかもしれません。

自分が一番役に立ちそうに思えたのが、降り方について書かれたところ。
「麻雀というのは全局のうち半分近くはベタオリするゲームなのだ」という言葉には、ガツンと来ました。
「攻めるなら最大限に攻め、守るなら最大限に守る」が大事なんですね。

<引用メモ>

降りることは大変重要である。麻雀で一番明確に技術差が感じられるのが「正しく降りているかどうか」である。(中略)普通、麻雀というのは全局のうち半分近くはベタオリするゲームなのだ。なぜならば、4人いるうちで最も配牌とツモがよかった人が和了するのが麻雀であり、自分だけが毎局毎局上がれるゲームではないからだ。大半の「上がれないとき」には確実に降りて失点を防ぐのが正しい打ち方なのである。(p.192)


(本書で示されている)牌の危険度表に従ったうえで運悪く放銃してしまったり、「うまく」引っ掛けられたりしても、何ひとつ気にすることはない。字牌の生牌を切って振り込むのを見て「ぬるい」などと言う人もいるが、言わせておけばよい。1回1回の試行で成功するか失敗するかではなく、長期的に勝つための技術を身につけていることに誇りを持てばよいのだから。(p.204)


(2011/01/18 読了)


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