[本] 自分の頭で考えるということ/羽生 善治・茂木 健一郎

Posted by localpocky on 23.2010 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback




自分の頭で考えるということ

羽生 善治
大和書房 2010-09-05
by ヨメレバ

2010年9月刊。
将棋棋士の羽生さんと、脳科学者の茂木さんとの対談。
テーマは「考える」。

前半は、何だか小難しい話。
第3章で将棋用語がたくさん出てくるあたりから、だんだん面白くなってきました。
「打ち歩詰め」「二歩」「振り駒」「駒落ち」「振り飛車」「矢倉」。
小学生の頃に、へたっぴながらも将棋をやっていた頃を思い出しました。

将棋棋士は、過去の事例や失敗をひたすら考え続ける、稀に見る脳の使い方をする仕事だそうな。
ひらめきよりも、情報や経験の蓄積がものを言う世界という印象を受けました。
もちろん、アマチュアだったら、それこそ楽しく将棋が打てれば一番よいのでしょうけれど。

このご時世、プロ棋士もネットの力を借りないわけにはいかないそうです。
でも、羽生さんがネット将棋をやっていたというのは、ちょっと意外でした。

そう言えば、最近「考え抜く」ということを、長いことしていないな…。

<引用メモ>

羽生:棋譜、つまり駒の動きをモニター上で再現するという意味です。(中略)ところがこれはなぜか、見ても頭に残らないんです。駒に触って、盤に並べて動かしてみて初めて記憶に残る。だからきちんと押さえておかなきゃいけない棋譜の場合は、実際に手を動かしてみます。(p.25)


茂木:人間は皆、失敗した時はそれを一刻も早く忘れたいと思いますよね。嫌な思い出は忘れたい。その時に冷静に、どういう理由で失敗をしたのだろうかと振り返ることはやらないんです。でも将棋界はそれをやっている。(p.135)


(2010/11/22 読了)


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