[本] エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方

Posted by localpocky on 21.2009 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback




エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方

佐藤 竜一
翔泳社 2008-05-22
by ヨメレバ

自分は、ソフト屋さんにしては珍しく Excel よりも Word 派です。
でも、Word の使い方は完全に自己流。
あるブログで本書を知り、読んでみました。

この本は、使い方について、手取り足取り解説するタイプの本ではありません。
Word に備わっている機能や概念を理解するのには、もってこいの本だと思います。
2008年5月発行の比較的新しい本ですが、Word 2003 と 2007 の両方に対応しています。

「くたばれ! Excel 方眼紙」や、「ドキュメントは見た目も大事」という著者の考えは、普段自分が思っていることを代弁してくれているようで、うれしいです。

Word の各種のオプション設定や、スタイル、フィールド、テンプレート、セクションなど、今まで自分もそれなりに理解して使っていたつもりだったのですが、知らなかったことも結構ありました。

特に「表スタイル」については、目からウロコ。こんな機能があったとは…。
スタイルは、段落単位に設定するものと思い込んでいた私。反省。
図表番号の自動挿入も、便利そうです。

また、今まで毛嫌いしてきた「描画キャンバス」についての理解が深まったのもよかった点。
個人的には、Word で描画オブジェクトを使った図を挿入するときは「描画キャンバス」よりも [挿入]-[オブジェクト]-[Microsoft Word 図] を使ったほうが、メリットが多いと考えています。
(文章作成時と図の編集時とで表示倍率を変えられたりして操作性が高く、また「下書き表示」時にも図が表示できる点など)
ただ、手軽さという意味では「描画キャンバス」を使った方がいいケースもあるかもしれませんね。今後は、必要に応じて使い分けてみようと思います。

本書では、「スタイル」の設定を最重視するあまり、その場その場で文字や段落の書式を変えることを極端に嫌っていたり、文中にたびたび「余計な一言」が出てくるなど、少々抵抗を感じる部分があることも事実ですが、Word の実践的な教科書として、おすすめです。

(2009/06/19 読了)


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