『日本懐かし自販機大全』『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』など12冊【読書月報 2015/08号】

Posted by localpocky on 23.2015 読書月報   0 comments   0 trackback




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先月(2015年8月)の1ヶ月間に読んだ本を「読書メーター」でまとめました。


今号の1冊:『日本懐かし自販機大全』


昭和50~60年頃にたくさんあった、麺類やトーストなどの調理機能付きレトロ自販機。
自販機にセットされるうどん・そば・トーストなどは、お店の人が毎日手作りしてセットしていたものだったと知り、びっくり。
コンビニが普及する前の日常の風景がここに。

詳しくは『この本この行: 読書メモと引用メモ』のほうで紹介しています。

日本懐かし自販機大全 (タツミムック)

魚谷 祐介 辰巳出版 2014-10-03
売り上げランキング : 5737
by ヨメレバ


2015年8月に読んだ本 まとめ


2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2868ページ
ナイス数:42ナイス

50からの 老いない部屋づくり50からの 老いない部屋づくり感想
2014年11月刊。◆【引用メモ】人は過去に浸っていると、一気に老いていきます。思い出の品をリビングにたくさん置いている人は、知らず知らずのうちに「アンチ・アンチエイジング」をやってしまっているということです。(p.113)◆区別していただきたいのは、あなたの本棚にあるのは「読むための本」なのか「見せるための本」なのか、ということです。(中略)「自分が読むかもしれない本」ではなく、「お客さんに見てもらいたい本」を選んで残すのがポイントです。(p.117)
読了日:8月29日 著者:部屋を考える会

田んぼアートのキセキ田んぼアートのキセキ感想
2015年7月刊。著者は青森県の田舎館村の副村長さん。遠近法を取り入れる前と後で見え方が段違い。田んぼアートの見学者は年間で数万人も来るとのこと。そんなに人気だったとは知らなかった。◆【引用メモ】「富士山と羽衣伝説」は10種類の稲で表現した絵柄。(p.25)◆現代の稲作に欠かせない存在といえるのが、種もみを発芽させ、田植えのできる大きさまで育てる「育苗農家」の存在です。(p.102)◆紫色の稲は研究所では同じ水田に違う品種の苗を植える際の、境目に目印として植える品種として、使用していました。(p.147)
読了日:8月28日 著者:葛西幸男

文系の壁 (PHP新書)文系の壁 (PHP新書)感想
2015年6月刊。◆【引用メモ】小説を書いていると痛感しますが、人と人の会話は9割9分、この種の「どう思いますか?」で成り立っているんですよね。世の人が「どう思いますか?」と尋ねるのは、疑問をぶつけて相手から答えを聞き出したいからではありません。「この人は自分と同じ考えを持っているのか」、相手が敵か味方かを見極めようとしているだけなのです。(p.37)◆文系の人に多いのですが、自分に反対する人の意見を「わからない」と表現しますね。(中略)「わかっているけど、賛成できない」という意味なんですね。(p.56)
読了日:8月27日 著者:養老孟司

ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるかホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか感想
2015年6月刊。あり得ない質問に科学や数学を駆使して回答するサイエンス・ユーモア。挿絵の棒人間のゆるい雰囲気が好き。◆【引用メモ】宇宙に到達するのは難しくない。問題なのは、宇宙に留まることだ。低地球軌道の重力は、地表での重力とほとんど同じぐらい強い。(中略)落ちて大気圏に戻ったりしないためには、横方向に、ものすごいスピードで飛ばなければならない。軌道に留まるために必要な速度は、秒速約8キロメートルだ。実のところ大気圏の外まで上昇するために使われるロケットのエネルギーは、ごく一部に過ぎない。(p.242)
読了日:8月26日 著者:ランドール・マンロー

道路の日本史 - 古代駅路から高速道路へ (中公新書 2321)道路の日本史 - 古代駅路から高速道路へ (中公新書 2321)感想
2015年5月刊。大昔の道路から、高速道路まで。著者は高速道路の計画に携わってきた人。◆【引用メモ】われわれのやり方は地図上に定規で線を引き、折れ曲がる地点に円弧定規でカーブを挿入する方法だった。(中略)ところがドルシュ(ドイツから来た道路計画の専門家)は(中略)フリーハンドで線形を描けという。そして、その自由に描かれた線を基礎に、円定規とクロソイド定規を使って、工学的に計算できる線に置き換えるのである。(中略)結果として、高速道路の線形は流れるように美しく、周囲の地形に調和したものになる。(p.193)
読了日:8月21日 著者:武部健一

中くらいの幸せはお金で買える (単行本)中くらいの幸せはお金で買える (単行本)感想
2015年6月刊。◆【引用メモ】私が思うのは、日本人のお金の使い方で、"中くらい" の額にこそ問題があるのではないか、ということです。100円単位、1000円単位の買い物まではうまい。チラシやネットに目を凝らし、満足度をそれなりに得ています。いっぽう数千万単位であれば、誰でも慎重に慎重に行動するでしょう。ところが、1万円から100万円単位のお金の使い方がなんとも下手なのです。これがうまく使えていないから、幸福感が台無しになっている。結果、孤独感を克服することができない。私はそう考えています。(p.25)
読了日:8月17日 著者:藤原和博

無所属の時間で生きる (新潮文庫)無所属の時間で生きる (新潮文庫)感想
1999年刊。2002年文庫化。2008年再文庫化。執筆時点の著者は70歳。◆【引用メモ】ふだん縁のない町へ出かけ、交通機関の乱れや先方の都合などで、ぽっと時間が空いたときには、何か思わぬ広いものをした気がする。そこには、真新しい時間、いつもとちがうみずみずしい時間があり、子供に戻ったような軽い興奮さえ湧く。おそらく、それが人間をよみがえらせるきっかけの時間となるからであろう。(p.19)◆無所属の時間とは、人間を人間としてよみがえらせ、より大きく育て上げる時間ということではないだろうか。(p.20)
読了日:8月16日 著者:城山三郎

八王子市の昭和―写真アルバム八王子市の昭和―写真アルバム感想
2015年5月刊。市制100周年記念で作られた、昭和10年代から60年代までの写真集。税込9,990円。限定2000部。100年前から既に「市」だった街はそうそう無いはず。八王子駅前から北西に伸びる西放射線通りが、昭和40年代は左右にアーケードがあって、車も通行できたとは知らなかった。当時の街の中心は甲州街道。特に西放射線通りと甲州街道が交わる八日町交差点の写真が多い。デパートも大丸・伊勢丹・西武などたくさんあった。忠実屋のロゴが懐かしい。長崎屋(現ドン・キホーテ)の前の広場は、昔はロータリーだったとは。
読了日:8月14日 著者:

村上さんのところ村上さんのところ感想
2015年7月刊。期間限定サイトでやりとりされた、読者からの相談メールと村上春樹の返事の一部473通を掲載。彼の作品を読んだことのない私でも、意外と面白い。ノージャンルならではの面白さ。回答が親切。彼のファンのことは「ハルキスト」ではなく「村上主義者」と呼ぶのが公認の呼び方だそう。◆【引用メモ】Q:村上さんが相手にメッセージを伝える時に意識している事は何ですか? A:親切心です。それ以外にありません。親切心をフルに使ってください。それが文章を書く極意です。おもねるのではなく、親切になるのです。(p.52)
読了日:8月13日 著者:村上春樹

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)感想
2015年3月刊。子どもの頃によく聞いた「AI(人工知能)」という言葉。現代のそれは、人間に教わることなく、大量のビッグデータを自力で収集・分析して、自分自身で成長していくまでになっていた。何だかちょっと空恐ろしい気も。◆【引用メモ】不思議なことにスペイン語を学んだシステムは、それ以前に学んでいた英語と中国語の語学力も向上しました。つまり新しい言語を学んだシステムは、なぜかそれ以外の言語についても上達したのです。その理由は、このシステムを開発した当のエンジニアにも、よく分かっていません。(loc.331)
読了日:8月8日 著者:小林雅一

仕事ができる人は店での「所作」も美しい 一流とつき合うための41のヒント仕事ができる人は店での「所作」も美しい 一流とつき合うための41のヒント感想
2015年5月刊。タイトルが鼻につくけど我慢。著者は20年以上飲食店や旅館などの取材をしてきた人。マナーを知ることで、いいお店といい関係を。そしていい時間を。◆【引用メモ】「引き戸はね、右の戸のほうに手をかけて、左に開けるのが正しいんだよ」(p.38)◆「仕事のできる人は、どうして店や宿での所作が美しいのか」(中略)相手との呼吸を合わせるのがうまい人でもあるということなのです。(中略)呼吸を合わせるのがうまければ、自分の意志や意図を、絶妙の間合いで相手に伝え、受け入れてもらいやすくなります。(p.156)
読了日:8月3日 著者:北村森

日本懐かし自販機大全 (タツミムック)日本懐かし自販機大全 (タツミムック)感想
2014年11月刊。昭和後期にあった、麺類やトーストなどの調理機能付き自販機。何と中身は人間が毎日手作りしてセットしていたものだったとは! 冷凍食品では味わえない「温かみ」。まだあちこちで稼働しているらしい。俄然興味が湧いてきた。◆【引用メモ】利便性が高くて、値段も安くて、「25秒で自販機から出てきてこの味だったら、それはいいと思うよなぁ」(p.99)◆世の中が "24時間営業" ではなかった昔の日本には、本当の夜があった。午前2時から4時頃までは、深夜という名にふさわしい静寂と畏れがあった。(あと書き)
読了日:8月1日 著者:魚谷祐介



読書メモと引用メモは、別ブログ『この本この行』で書いています


読んだ本のエッセンスと引用を、コンパクトに書き留めています。
読書メモと引用メモの完全版は、こちらにて。

この本この行: 読書メモと引用メモ



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