『ゲームの今』『駅をデザインする』『写真と地図でめぐる軍都・東京』など14冊【読書月報 2015/05号】

Posted by localpocky on 30.2015 読書月報   0 comments   0 trackback




150528 dokusyo meter

先月(2015年5月)の1ヶ月間に読んだ本を「読書メーター」でまとめました。


今号の1冊:『写真と地図でめぐる軍都・東京』


図書館で借りた後に、本屋さんで買い直しました。

東京大空襲の数日前に米軍が撮影した鮮明な航空写真の数々:【読書メモ】写真と地図でめぐる軍都・東京/竹内正浩 著 - localpocky's reports


2015年5月に読んだ本 まとめ


2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3565ページ
ナイス数:45ナイス

伝え方が9割 2伝え方が9割 2感想
2015年4月刊。コピーライターが18年かけて見つけた「伝え方のレシピ」パート2。繰り返し出てくる図解が分かりやすい。「言葉」を「コトバ」とカタカナで書いている点がうまい。◆【引用メモ】ノーをイエスに変える技術:ステップ1「じぶんの頭の中をそのままコトバにしない」、ステップ2「相手の頭の中を想像する」、ステップ3「相手のメリットと一致するお願いをつくる」(p.30)◆部下をもつ人は誰でも不安なのです。上司こそ、認められたいのです。(中略)実は部下から上司へも非常に効果的なアプローチなのです。(p.121)
読了日:5月28日 著者:佐々木圭一

伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール感想
2014年8月刊。デザイナーじゃない人向けのデザイン本。テーマが絞られていて、サンプルが多くて読みやすい。◆【引用メモ】MSゴシックやMS明朝などの和文フォントは、「太字に対応していない(太字が用意されていない)フォントです。このようなフォントを(中略)太字に設定すると、元の文字をずらして重ねて太くする処理(擬似ボールド)が行われます。(中略)メイリオや游ゴシック体、游明朝体、ヒラギノ角ゴ、ヒラギノ明朝などなら、(中略)太いウェイトのフォントに変更されます。(p.26 偽物の太字にご用心)
読了日:5月27日 著者:高橋佑磨,片山なつ

写真と地図でめぐる軍都・東京 (NHK出版新書 457)写真と地図でめぐる軍都・東京 (NHK出版新書 457)感想
2015年4月刊。東京大空襲(昭和20年3月)の数日前に米軍により撮影された、東京各地の鮮明な航空写真。撮影の目的は、大規模空爆のための空襲計画。撮影の数日後には撮影範囲の大部分が焼きつくされたとのことで、言葉を失う。◆東京にこれほど多くの軍施設があったとは驚き。航空写真には、施設名が細かく書き込まれている。当時の大規模軍施設の位置を現在の地図で見てみると、大きな公園だったり、商業施設だったり、自衛隊の敷地だったりする。◆歴史番組などでよく耳にする「東京は焼け野原になった」の意味を、視覚的に理解できる本。
読了日:5月25日 著者:竹内正浩

29歳で図書館長になって29歳で図書館長になって感想
2015年2月刊。図書館員へ向けた提言がびっしり。◆【引用メモ】来館者に図書館用語を使ってはいけない。例えば、利用案内にレファレンスサービスと記載されていて驚いたことがある。図書館に初めて来たというような来館者に対してレファレンスサービスという文言を使うのは正しいのだろうか。(p.52)◆資料の購入より難しいのは、不要になった資料を原簿から削除する除籍である。(中略)除籍は、本棚がいっぱいになったから捨てるという単純な行為ではない。該当する本棚を新しくするという行為である。(p.58)
読了日:5月21日 著者:吉井潤

ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワードゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード感想
2015年3月刊。2012年以降の日本のゲーム業界の総覧。内容は幅広く多岐に渡る。図版はほとんど無く、文字中心の真面目な内容。様々なジャンルの小論文が集まったような感じ。◆【目次(帯より)】ビジネス:ゲームと流通/モバイルゲーム/ブラウザゲーム/クラウドファウンディング/ゲーム広告/東南アジア市場◆カルチャー:ゲーム実況/e-sports/シリアスゲーム/ゲーム教育/自作文化/ゲームと現実の境界◆テクノロジー:バーチャルリアリティ/ゲームデザイン/ミドルウェア/コンピュータグラフィックス/ゲームサウンド他
読了日:5月19日 著者:徳岡正肇

いま、君たちに一番伝えたいこといま、君たちに一番伝えたいこと感想
2015年4月刊。日経新聞に連載された、時事ネタを中心としたコラム。読みやすいけど、他の池上さんの本に比べると、ちょっと物足りない感じも。◆【引用メモ】文化とは不思議なものです。政府同士がどんなに対立していても、人々の文化に対する好奇心やあこがれまでは閉ざすことはできません。(中略)文化を通じてお互いを理解し合うことができる。日本を理解してもらうためには、日本の魅力を発信し続けることも地道な外交努力なのです。(p.206)◆選挙とは、面白いもの。このことを、若い人たちにも知ってほしい。(p.94)
読了日:5月18日 著者:池上彰

駅をデザインする (ちくま新書)駅をデザインする (ちくま新書)感想
2015年2月刊。「駅の出口は黄色」などのルールを決めてきたデザイナーによる本。駅の案内板や建築構造のデザインに込められた意図。海外駅との比較や、みなとみらい線やつくばエクスプレスの駅デザインの詳しい話も。◆【引用メモ】日本の駅づくりの根本的な欠陥は、土木部門が構造を考え、建築部門が内装を仕上げるという、総合的な人間環境のイメージを欠いた検討体制にある。(中略)東急東横線渋谷駅が悲惨な状況になっているのは、そのことに遠因があり、またそのことと闘わなかった建築家に社会的な責任放棄の過ちがある。(p.233)
読了日:5月12日 著者:赤瀬達三

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法感想
2014年10月刊。ピクサー創業者による40年の歴史とリーダー論。謙虚でいて、目的意識がすこぶる高い。スティーブ・ジョブズのピクサーへの思いも。◆【引用メモ】「測定できないものは管理できない」。ビジネスや教育の現場でよくそう言われ、信じられている。とんでもない。どれだけのものが見えずに隠れているか、それに気づいていない人にしか言えない言葉だ。人が管理するものの大部分は、測定できない。そこに気づかないと予期せぬ結果を招く。データが物事の全容を表すと信じている人は、現れていないものを見過ごす。(p.288)
読了日:5月10日 著者:エド・キャットムル著,エイミー・ワラス著

太宰治の辞書太宰治の辞書感想
2015年3月刊。前作の『朝霧』から実に17年ぶりの《円紫さんと私》シリーズ。今回は「日常の謎」ではなく、古典文学の「原典」を探す旅。内容は難しいけど、澄んだ美しい日本語にうっとり。◆【引用メモ】原稿という楽譜が、形をとったものが本だ。本を作るというのは演奏することだ。曲を愛するなら優れた演奏を聴きたいと思うのは自然ではないか。(p.11)◆広くいえば、活字の大きさから紙の質、手触りまで、そこに含まれるだろう。演奏によって音楽は、その色合いを変える。それこそが、本を手に取るということだろう。(p.202)
読了日:5月5日 著者:北村薫

「めんどくさい」がなくなる本「めんどくさい」がなくなる本感想
2015年3月刊。◆【引用メモ】自分の嫌な部分が実は自分の役に立ってきたということに、気づいていただきたいのです。(中略)意識も潜在意識も、自分にとってプラスになることしかしません。少なくとも、そのルールが作られた時点において、そのルールは自分にプラスだったのです。(p.204)◆相手に期待するということは、減点方式です。逆に、相手に期待しないということは、加点方式です。(中略)他人に期待するというのは、常に減点方式であり、傲慢なことなのです。(中略)期待をする代わりに、相手を信頼するのです。(p138)
読了日:5月4日 著者:鶴田豊和

今やる人になる40の習慣今やる人になる40の習慣感想
2013年4月刊。◆【引用メモ】情報の使い分けに際してもう1つ重要なポイントがあります。それは情報を送る相手が、どういう情報を発信する人物であるか、ということです。つまり、相手が文字情報を多用する人物であればそういうかたちにすればよいし、パワポ派であれば、やはりパワポで対応すべきなのです。人は、自分の発信するかたちの情報に慣れているだけでなく、それが適切な伝達方法であると、無意識に思い込んでいるものです。さらに言えば、自分の情報の次元よりも低い次元の情報を「わかりにくい」と判断しがちなのです。(p165)
読了日:5月4日 著者:林修

スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学 (光文社新書)スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学 (光文社新書)感想
2015年2月刊◆【引用メモ】コンピュータの使いやすさを判断するときは、実際の作業効率よりもユーザの満足度の方が重要です。システムの動作が遅くてもユーザの体感時間が短ければ遅さは気になりません。操作に対して0.1秒で反応するシステムと1秒かかるシステムは全然違いますが、0.001秒で反応するシステムと0.01秒で反応するシステムの違いはわかりません。また、大規模な計算をするときは(中略)気分的に大きな違いはないでしょう。コンピュータの使い勝手は多分に人間の性質や気分に影響されるといえるでしょう。(p61)
読了日:5月4日 著者:増井俊之

それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)
読了日:5月2日 著者:石黒正数

地図入門 (講談社選書メチエ)地図入門 (講談社選書メチエ)感想
2015年4月刊。地図の表現方法や地形と地名の関連性など、地形図の知識が満載。ご多分に漏れず、私も等高線を読むのは苦手です。◆【引用メモ】現在の等高線は空中写真の実体視(立体視)によって描く。(中略)隣接した写真を図化機という専用の機械に入れると立体的に見えるようになっていて、しかも実際よりも凹凸は過剰に利くようになっている。これは高速で移動する飛行機で撮影したため「右目」と「左目」の画像が実際に空から見るより離れているためだが、結果的に微細な起伏を見逃さないためのうまい仕掛けになっている。(p.98)
読了日:5月2日 著者:今尾恵介


本のまとめには「読書メーター」を使っています


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電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
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