空から「線路」を見てみよう。電車に特化した航空写真集: 【読書メモ】空鉄 ―鉄道鳥瞰物語―/吉永 陽一 著

Posted by localpocky on 29.2014 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
Tag :電車




140329
空鉄 ―鉄道鳥瞰物語―


2012年12月刊。
電車の車両基地や駅、特徴的な配線などにフィーチャーした航空写真集。
タイトルの『空鉄』は「そらてつ」と読みます。

こういう電車の楽しみ方もあるのか! と感心。
見慣れた光景も、空から見ればとても新鮮な光景に。
線路の配線の形(電車好き風に言うと「線形」)が一目瞭然。

車両基地や貨物駅にびっしりと敷かれた線路には、なんとも言えない重厚感と凄みを感じます。
スカイツリーを真上から垂直撮影した写真は、立体感が全然なくて不思議な感じです。

昔は貴重だった航空写真も、今では Google マップで気軽に見られるようになりました。
でも、さすがプロの方が切り取った航空写真は、奥行きや線路の特徴がよく出ていて、魅力的です。

地元の八王子駅の航空写真 (p.101) は、思わず目を凝らして見入ってしまいました。
元機関区の建屋はすでに解体された後ですが、まだ転車台が残っているときの写真です。
転車台が撤去されてしまった今となっては、この写真も貴重な資料となりました。

ところどころに挟み込まれている空撮コラムも面白いです。
これらの写真はヘリコプターではなくセスナ機の窓から撮影されたものとのこと。
真上から撮る「垂直撮影」では、窓を真下に向けるために、セスナ機を傾けて撮影するのだそうです。怖い!

続編の『もっと 空鉄』(2013年12月刊)も出ているみたいなので、そちらも見てみようと思います。

<引用メモ>
撮影時のセスナ機の姿勢は、水平ないし少し旋回していることが多いですが、(衛星写真のような)垂直撮影をするときは、失速しないよう勢いをつけて機体を傾斜させます。旋回しながら傾けるため機内では「G」がかかり、慣れるまでは三半規管が狂うこともありました。(p.59 空鉄コラム2)
(2014/03/23 読了)

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