今年読んだ81冊から選んだ、よかった本ベスト10冊 (2013年版) #10book2013

Posted by localpocky on 29.2013 本/図書館   0 comments   0 trackback




131229 Book

今年もあと3日。1年を振り返りたくなる時期になりました。
ということで、今年も1年間に読んだ本を振り返ってみます。

■2013 年の月別読書冊数(自分のブクログより)
131229 ReadedBooks

私が今年 2013 年に読んだ本は 81 冊。昨年より 14 冊増えました。
その中から、よかった本・印象に残った本を 10 冊選んでみました。

なお、昨年・一昨年のベスト 10 冊はこちらです。↓
今年読んでよかった本 ベスト10冊 (2012年版) #10book2012 - localpocky's reports
2011年に私が読んだ本 ベスト10 #10book2011 - localpocky's reports

10 冊もあって長くなっちゃったので、もったいぶらずに1位から紹介します。
それでは、どうぞ!


1位:『なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?』マイナク・ダル 著


なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?

マイナク・ダル
日本経済新聞出版社 2013-05-23
by ヨメレバ

2013年5月刊。
私が大好物のジャンル「ストーリー仕立ての自己啓発本」です。
原題は "The Cubicle Manifesto: Change the Way You Work and Reinvent Your Life"。

一言で言うと「ライフワークバランス」の本です。
表紙の折り返しに書かれているあらすじを引用してみます。

仕事熱心なセールス・マネジャーのマユク。
ある日、パソコンがウイルスに感染した。
だがそのウイルスは、大事なファイルを壊すわけでも、機密情報を漏らすわけでもない。
真っ白な画面に一文のメッセージを映し出すだけ。
その日から、彼の人生が一変する。
ことあるごとに仕事の邪魔をするウイルスに苛立っていたマユクだが、
次第にウイルスからのメッセージを頼りにしていることに気づく。
そして、忘れかけていた大切なものを取り戻していくのだった。

ね? 面白そうなストーリーでしょう。
140ページ程度の薄い本で、1~2日で読めちゃう分量ですが、こりゃいい本です。

あまりによかったので、もう一度読みなおしちゃいました。
文句なしに、自分の今年のベスト本です。
ぜひ読んでみて欲しい1冊です。

■関連記事
「キューブモンスター」の言いなりにならない生き方を、インドの寓話に学ぶ : ライフハッカー[日本版]


2位:『あした死ぬかもよ?』ひすいこたろう 著


あした死ぬかもよ?

ひすいこたろう
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2012-12-26
by ヨメレバ

2012年12月刊。
一言でいうと「人生観」の本です。

「今日が人生最後の日だと思って、精一杯生きよう」という言葉はよく聞きますが(スティーブ・ジョブスも言っていましたね)、なかなかそこまでストイックにはなれないものです。
この本は、同じようなテーマを扱いながら、いくぶん親しみやすく書かれています。

今まで「当たり前」だったものが無くなったとき、それが実は「ありがたい」ものだったということに気づきます。でも、それが「当たり前」のうちは、なかなか「ありがたい」ことだということに気づけないんですよね。

この本は、「当たり前」が無くならないうちに、それが「ありがたい」ことだと気がつかせてくれます。

■読了後に書いた読書メモ
【読書メモ】「当たり前」を無くす前に「ありがたい」と気づこう。『あした死ぬかもよ?』/ひすいこたろう著 - localpocky's reports


3位:『中国嫁日記 (1)(2)』井上純一 著


中国嫁日記 一

井上 純一
エンターブレイン 2011-08-12
by ヨメレバ

2011年・2012年刊。
40代のオタクな夫「ジンサン」と、20代のかわいい中国人の奥さん「月(ゆえ)」との、平凡ではない日常を描いた4コマ コミックエッセイ。

Twitter でブログ『中国嫁日記』に連載されている4コママンガの存在を知り、それ以来、毎日のお楽しみになりました。

ところどころに「いい話」が隠れているのが、『中国嫁日記』のいいところ。
著者のジンサンは、自分の気持ちを素直に表現できる人。
一見ガサツそうに見えるけど、実はとても純粋な人。
このような心情を、ブログで正直に表現し続けるというのは、すごいことだと思います。

■読了後に書いた読書メモ
【読書メモ】中国嫁日記の魅力は「ちょっと恥ずかしいぐらいの純粋さ」にあり。『中国嫁日記(二)』/井上 純一 著 - localpocky's reports


4位:『地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景』今尾恵介 著


地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景

今尾 恵介
白水社 2012-09-26
by ヨメレバ

2012年10月刊。
明治から平成にいたる街の移り変わりを、1つの街につき3~4枚の時代の異なる詳細地図(国土地理院発行の1万分の1地形図)を使って定点観測している本です。

「どこが変わったのか」「どこが変わらずに残っているのか」を比較するのが好きな私にとって、このような地図の比較はたまらない題材です。

「ブラタモリ」に出てくるような江戸時代の古い地図ではないので、あちこちにまだ昔の痕跡が残っているのが分かったりして、新旧の地図を見比べるのが楽しいです。

登場するのは、全国28の街。
多摩地域(東京都の西側)に住んでいる方は、同じ著者による『多摩の鉄道沿線古今御案内』(2008年刊) のほうがエリアが絞られているので、より楽しめますよ。

■読了後に書いた読書メモ
[読書メモ] 時代の経過による地図の変化がこんなに楽しいなんて!/『地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景』今尾 恵介 - localpocky's reports


5位:『クロネコヤマト「感動する企業」の秘密』石島洋一 著


クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 (PHPビジネス新書)

石島 洋一
PHP研究所 2013-09-19
by ヨメレバ

2013年10月刊。
「クロネコヤマトの宅急便のドライバーは、なぜ感じが良いのか?」
この答えを探るべく、宅急便のサービス開始当時からヤマトの社員研修に携わってきた著者による密着取材。

著者の職業は、公認会計士・税理士。
なぜそのような職業の人がこの本を書いているのかと言うと、なんと著者がヤマトホールディングスの会長と高校時代からの親友だとのこと。

そういうこともあって、多少ヤマトのことを褒め過ぎな部分もあります。
でも、読んでいてイヤな気分はしません。
それどころか、ヤマト運輸という会社の心意気に、爽快さを感じます。


6位:『こっちへお入り』/平 安寿子 著


こっちへお入り (祥伝社文庫)

平 安寿子
祥伝社 2010-12-09
by ヨメレバ

2008年刊。2010年文庫化。
落語小説。落語教室に入って、落語の練習を重ねていくうちに、人間の心の内や人間の滑稽さを知っていく…という、主人公の成長物語です。

落語は定期的に聴きに行っているのですが、落語がからんだ小説を読むのは初めて。
自分が聞いたことのある落語(特に前座噺など)がたくさん出てきて、楽しく読めました。

そう言えば、今年はあまり小説を読まなかったような気がします。
実用書はタイトルに惹かれて手に取りますが、小説はきっかけがなかなか難しいですね…。

■読了後に書いた読書メモ
【読書メモ】落語を通じて人間の優しさと滑稽さを知っていく成長物語。『こっちへお入り』/平 安寿子 著 - localpocky's reports


7位:『伝え方が9割』佐々木 圭一 著


伝え方が9割

佐々木 圭一
ダイヤモンド社 2013-03-01
by ヨメレバ

2013年3月刊。
コミュニケーション術の本。
サクサク読めます。ところどころに入っているイラストもかわいい。

その言い方では「あなたのメリットでしかない」という言葉が繰り返し出てきたのが、強く心に残りました。
自分のメリットだけでなく、相手の頭の中を想像して、相手のメリットと一致するお願いを作るのが、相手からの合意を引き出す秘訣です。

ちなみに、この本は Kindle 版の半額セールで購入しました。
Kindle Paperwhite(電子ペーパーの電子書籍端末)は、軽い・きれい・目が疲れない の3つが揃ったいいデバイスです。
自分は電子書籍だけは iPad ではなく Kindle Paperwhite で読んでいます。


8位:『星籠の海 (上)(下)』島田荘司 著


星籠の海 上

島田 荘司
講談社 2013-10-04
by ヨメレバ

2013年10月刊。
御手洗シリーズ、長編ミステリ。タイトルは「せいろのうみ」と読みます。
上下巻合わせて 900 ページ近くという大ボリューム。

舞台は1993年。御手洗が石岡くんと一緒に横浜の馬車道に住んでいた頃の国内最後の事件。
面白かった、というよりも、読み終えた満足感に浸りました。
御手洗と石岡くんの軽快なトークが今でも読めるのは、うれしい限り。


9位:『不格好経営―チームDeNAの挑戦』南場智子 著


不格好経営―チームDeNAの挑戦

南場 智子
日本経済新聞出版社 2013-06-11
by ヨメレバ

2013年6月刊。
ITベンチャー企業 DeNA の創業者、南場智子さんの自叙伝。

南場さんが、DeNA の社長を退任するというニュース (2011年) を聞いたときは驚きました。本書には、その退任の背景についても綴られています。

内容は、生い立ちから、起業、金策、躍進。そして数々のトラブルや失敗談。
とにかくテンポがいい。深刻な事態がいろいろ出てくるのに、おどけた書き方が面白い。
なんというか痛快な本。読んでいてこんなに「楽しい!」と思った本は久しぶりです。
DeNA という企業のイメージが、少し変わりました。

■読了後に書いた読書メモ
【ミニ読書メモ】『不格好経営―チームDeNAの挑戦』/南場 智子 著 - localpocky's reports


10位:『帝国ホテル厨房物語』村上信夫 著


帝国ホテル厨房物語―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

村上 信夫
日本経済新聞社 2004-07
by ヨメレバ

2002年刊。2004年文庫化。
「ムッシュ村上」の愛称で親しまれた帝国ホテルのシェフが83歳のときに書いた自伝。
長いコック帽をかぶり、大きな身体でいつもニコニコしている姿をテレビで観たことを覚えている方もいるのではないでしょうか?

フランス料理のことは私はさっぱり分からないのですが、親しみやすい文体で、楽しく読めました。

「うまみを閉じ込める」についての科学的な説明や、人間は怒ると塩味を感じにくくなるといった話も、とても興味深かったです。

■読了後に書いた読書メモ
【読書メモ】怒ると味覚が狂う。だから私は怒らない。『帝国ホテル厨房物語』/村上信夫 著 - localpocky's reports


以上です!

今年は、読んだ本の冊数は昨年よりも多かったのですが、「よかった!」と思える本との出会いは昨年よりも少なかったように感じます。

最近は、以前よりも本屋さんの「人気の本」コーナーをチェックするようになりました。でも、それが必ずしも自分にとって面白い本とは限らないんですよね。

いかに「自分にとってのいい本」との遭遇率を高めるかが、来年の目標です。


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