【ミニ読書メモ】『不格好経営―チームDeNAの挑戦』/南場 智子 著

Posted by localpocky on 01.2013 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback




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不格好経営―チームDeNAの挑戦


2013年6月刊。
ITベンチャー企業 DeNA の創業者、南場智子さんの自叙伝。

自分は DeNA という会社のことは「モバゲーの会社でしょ?」というぐらいしか知識がありません。
でも、南場さんの名前は、NHK の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(2007年放送) で知っていました。

そのとき、「陽気で面白い人だなあ」という印象が強く残っていました。

第44回 南場智子(2007年3月8日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
仕事こそが、人を育てる

そんな南場さんが、DeNA の社長を退任するというニュース (2011年) を聞いたときは驚きました。
本書には、その退任の背景についても綴られています。

2011年、私は突然社長を退任する。たったふたり家族の相棒が病気になり、自分の優先順位が社業から家族に切り替わってしまったのだ。(p.2)

家族の闘病を通して知り合った医療関係者など、これまで接点のなかった人たちと親しくなると、世間での DeNA のイメージが実態とかけ離れていることがわかり、愕然とした。世間一般にもっと DeNA の「素」の姿を知ってほしい。それが本書に取りかかる、ひとつの大きなドライブとなった。(p.3)

内容は、生い立ちから、起業、金策、躍進。そして数々のトラブルや失敗談。
とにかくテンポがいい。深刻な事態がいろいろ出てくるのに、おどけた書き方が面白い。
なんというか痛快な本。読んでいてこんなに「楽しい!」と思った本は久しぶりです。

DeNA という企業のイメージが、少し変わりました。

今を起点にベストを尽くす。10年以上経営者をやり、そういう訓練だけはしてきたはずだ。過去を悔いても仕方がない。これからだ。(夫が癌を)告知されてからずっと暗い不安の淵にいってしまったような夫の目を思い出す。今行くから。助けに行くから。これまでの人生は全部このときのためにあったんじゃないだろうか。そんなふうに思った。(p.169: わが家を襲った激震)

■2013/09/02 追記:
社長退任の背景については、南場さんのブログにも詳しく書かれています。

今年を少し振り返る|DNA of DeNA
2011年12月22日付け、南場さんのブログ


不格好経営―チームDeNAの挑戦

南場 智子
日本経済新聞出版社 2013-06-11
by ヨメレバ


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