[読書メモ] 時代の経過による地図の変化がこんなに楽しいなんて!/『地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景』今尾 恵介

Posted by localpocky on 13.2013 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
Tag :地図





地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景


2012年10月刊。
サブタイトルは「定点観測でたどる街の風景」。
サブタイトルの方が、本書の内容をよく表しています。

登場するのは、西新宿、多摩湖畔、立川、横浜、明大前など、全国28の街。
明治から平成にいたる街の移り変わりを、1つの街につき3~4枚の時代の異なる詳細地図(国土地理院発行の1万分の1地形図)を使って定点観測している本です。

土地勘のある場所の昔の姿を知るのは、とても面白いですね!
「ブラタモリ」に出てくるような江戸時代の古い地図ではないので、あちこちにまだ昔の痕跡が残っているのが分かったりして、新旧の地図を見比べるのが楽しいです。

西新宿の新宿パークタワーがある場所には、かつて2つの大きなガスタンクが。
初台の東京オペラシティと新国立劇場には、長楽寺というお寺と工業試験場が。

「どこが変わったのか」「どこが変わらずに残っているのか」を比較するのが好きな私にとって、このような地図の比較は大好物です。
ページを何度も行ったり来たりしながら読んだので、読むのに予想以上に時間がかかってしまいました。でも楽しい。

表紙を見るかぎり、昔の地図も現物はカラー刷りのようですね。
欲を言えばカラーで収録してほしかったところですが、それは贅沢ってものですよね…。

以前読んだ、同じ著者による『多摩の鉄道沿線古今御案内』(2008年刊) も面白かったので、今尾恵介さんの今後の本にも注目したいと思います。

地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景

今尾 恵介
白水社 2012-09-26
by ヨメレバ

多摩の鉄道沿線 古今御案内

今尾恵介
けやき出版 2008-07-28
by ヨメレバ

(2013/02/11 読了)


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