[読書メモ] 社名や商品名に込められた複数の意味「ブランドネーム誕生物語」/横井 惠子

Posted by localpocky on 03.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback





ブランドネーム誕生物語


2012年3月刊。
社名や製品名などの名前を造り出す、いわゆる「ネーミング」の開発物語。

著者は、この30年間で、「DoCoMo(ドコモ)」、「りそな銀行」、「TableMark(テーブルマーク)」(旧 加ト吉)、「au」、「新s(あらたにす)」、「BIGLOBE」などの数々の名前を世に生み出してきた方です。

こじつけといわれてしまえばそれまでである。が、1つの名前に二重三重の意味付けができれば、それを企業ビジョンとして複層的に発信していくことも可能になる。
社名に限らず、名称を考案する際には、あらゆる言葉の可能性が考えられる。その中から「この名前を提案します」とするには、それなりの根拠が必要になる。
たとえ、こじつけといわれても、私はどうしてもこの「独自の解釈を伴った発信」にこだわってしまうのである。
(p.59)

それらの名前は、どのようにして生み出されたのか?
また、それらの名前には、どのような意味が込められているのか?
筆者の頭の中の思考過程を映し出すような形で、ドラマチックに描かれています。

いつものように「life」の文字を紙に書きじっくり見ていると、その中央に「if」の2文字があることに気付いた。

「life(人生)」には、「if(もしも)」がある

これをコンセプトとした展開を図れば、新会社ならではの「life」の捉え方を訴求していけそうだ。
(p.168 生命保険会社の保険ブランド名「& LIFE」)

名前というのは、非常に論理的な意味づけの過程を経て生まれるものなんですね。
これほどまでに、複数の意味を込めて作り出されるものだとは知りませんでした。
名前の製作過程を知ると、最終的にその名前になったという必然性を感じることができます。

ドコモと au が同じ人が作った名前だったとは、ちょっと驚きでした。

(2012/05/26 読了)

■関連リンク
「ブランドネーム誕生物語」(横井 惠子著)が中央公論新社より刊行 - ジザイズ

ブランドネーム誕生物語

横井 惠子
中央公論新社 2012-03
by ヨメレバ


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