[読書メモ] 映画を見終わった後にぜひ。小説「しあわせのパン」/三島有紀子

Posted by localpocky on 03.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
Tag :しあわせのパン





しあわせのパン (ポプラ文庫)


2011年12月刊。
原田知世・大泉洋 主演の映画「しあわせのパン」の小説版です。

普段はこういう「企画もの」っぽいものには手を出さないのですが、映画がとてもよかったので、つい買ってしまいましたよ。
文庫なのでお手軽ですし。
巻末に、映画に出てくる絵本「月とマーニ」がフルカラーで付いています。

映画の感想については、こちらをどうぞ。

映画「しあわせのパン」/原田知世・大泉洋 ~観てよかった! - localpocky's reports

映画と同様に、「夏の客」「秋の客」「冬の客」の順番で、ものがたりが進んでいきます。
登場人物の一人称で語られているからか、映画では分からなかった、登場人物の心理状態が分かって、面白いです。
小説版を読んでいると、映画の行間が埋まっていく感覚がします。

特筆すべきは、4話目の水縞くん と りえさんが主役のエピソード。
映画ではほとんど語られなかった部分です。これがすごくよかった。
水縞くん と りえさんが、実は普通の "夫婦" ではなかったとは…。

この映画は、ただのゆったりとした映画ではなかったんですね。
「いい映画だなー」と言っておきながら、私は何も分かっちゃいませんでしたよ。

この4話目を読んでから映画を見ると、また少し違った見方ができるかもしれません。
映画を見た後に、ぜひ読んでもらいたい本です。

ところで、エピローグの手紙。
鈍感な私は、手紙の宛先「岸田りか」が、最初誰だか分かりませんでした。
読了後、しばらくしてから、ああそうか、って。

(2012/03/11 読了)

しあわせのパン (ポプラ文庫)

三島有紀子
ポプラ社 2011-12-06
by ヨメレバ


このブログの更新情報を、
RSSフィード RSSFacebookページ FacebookページGoogle+ページ Google+ページTwitter Twitter で流しています。
もし記事を気に入ってくださいましたら、ご覧いただけるとうれしいです!





同じカテゴリの関連記事

  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://nishi248.blog60.fc2.com/tb.php/1040-351abaab

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
ブログの紹介など → こちら

HSタグクラウド

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索フォーム

トラックフィード

track feed リンク元サイト