[読書メモ] 推敲に9割の力を注ぐ。『「考え方」の考え方 ~すぐれた企画は30秒で伝わる』/指南役

Posted by localpocky on 10.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback





「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる


2008年11月刊。
エンターテイメント集団、指南役による「アイデアの考え方」の本。

指南役の本が好きです。
共通しているのは、読みやすくて、カッコいいところ。
そして、印象的なエピソードがいっぱい散りばめられているところ。
短く言い切るセンテンスが心地いい。
ところどころに挿入されている写真のセンスもいい。
そして、各章の締めの一文に、思わずニヤリとしてしまいます。

この本の主題とはちょっとズレるかもしれませんが、この本の中では、
「とにかく書いてみよう」「そして、とことん推敲しよう」
というところに共感しました。

最近では、仕事をしていると、
「あまり推敲に時間をかけすぎないでいいから…」
「完成度は 50% でいいから、半分の時間で作ってほしい」
というようなことを求められます。
自分は、かっちりとしたものをじっくりと作り上げたいのに…。

そんな中、推敲の大切さを訴えかけてくれるこの本は、頼もしい味方。
ブログを書くときのお手本にもなりそうな本です。

指南役の本が好きです。だいだいは、ね。

■引用メモ
まぁ、そうやってアイデアの降臨を待つ手もなくはないけど、多分、時間がかかる。こういうときはーーとりあえず書き始めるに限る。
そう、構想が何もまとまらなくても、とにかく書いてみるのだ。
(p.26 とりあえず書き始める)

出来上がった原稿を何度も何度も何度も読み返し、何度も何度も何度も修正を加える。
推敲のいいところは、僕みたいに平凡な才能しか持ち合わせていない人間でも、努力すればした分だけ、ちゃんと見返りがあるところである。(中略)
何度も何度も何度もチェックして、手を加えれば加えるほど、文章は簡潔に、読みやすく、完成度が高まる。

僕は人からよく、文章が読みやすいと言われる。
でも、多分にそれは僕の才能じゃない。度重なる推敲の賜物である。
僕は人より、推敲にかける時間がほんの少し長いだけなのだ。
(p.32 推敲に9割の力を注ぐ)

そう、人生とは好きなことを極め、その楽しみを他の人に分け与えるためにある。
だから好きなことはとことん極めないといけない。そうじゃないと、わざわざこの世に生まれてきた意味がない。
いや、何も仕事にすることはない。本好きならブログで本の感想を書くことだっていい。記事を読んだ人が本を購入し、彼や彼女の人生の一冊になるかもしれないのだ。
(p.194 好きこそものの上手なれ)

(2012/04/07 読了)

「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる

指南役
大和書房 2008-10-23
by ヨメレバ


■追記:2012/04/10
著者の指南役さんから反応をいただきました。ありがとうございます!

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