【内容詳細あり】スターバックスのコーヒーセミナー「ハンドドリップ編」まとめ

Posted by localpocky on 25.2012 コーヒー/Starbucks   0 comments   0 trackback
Tag :スターバックス コーヒーセミナー




120325_01.jpg

スターバックスの有料コーヒーセミナー「ハンドドリップ編」に行ってきました。
以前から、一度行ってみたいと思っていたんです!
私がコーヒーセミナーで得た知識のすべてを、書き留めます。

<目次>
■コーヒーセミナーについて
・スターバックスのコーヒーセミナーとは
・「ハンドドリップ編」とは
・私がセミナーに参加した理由
■セミナー当日
■「ハンドドリップ編」セミナー内容詳細
・「ハンドドリップ編」のテーマ
・ドリップとは
・ハンドドリップの歴史
・ドリッパーの種類
・ハンドドリップの手順を学ぶ前に…
・コーヒーをおいしく入れる「4つの基本」
・実演:ハンドドリップの手順
・実習:ハンドドリップの抽出体験
・ハンドドリップの特徴
・実習に使ったコーヒー豆の種類
・実習の後は…
■感想

■コーヒーセミナーについて


スターバックスのコーヒーセミナーとは


全国各地のスターバックスの店舗で行われている、有料のコーヒー勉強会です。
「おいしいいれ方編」「フードペアリング編」「エスプレッソ編」「ハンドドリップ編」など、いくつかの種類があります。

受講時間は2時間で、受講料は 3,000 円。
定員は5~10人ぐらいの少人数制。店舗内のスペースを使って行われます。

セミナーが開催される店舗は、そのときによって異なります。
各地の開催予定は、こちら↓のページから確認できます。

■コーヒーセミナー | スターバックス コーヒー ジャパン
http://www.starbucks.co.jp/seminar/

スターバックスのコーヒーセミナーは人気が高く、少人数制ということもあり、申し込み開始早々に満席になってしまうこともしばしばです。
セミナーの開催情報は、毎月15日と30日に更新されるので、受けてみたい方は更新日当日に定期的にチェックされることをおすすめします。


「ハンドドリップ編」とは


今回私が受講したのは、「ハンドドリップ編」。
1回目は、これを受けようと決めていました。
紙フィルターのセットの仕方、蒸らし、ドリッパーを使った抽出方法などを学びます。
コースの内容は、こちらのページ から確認できます。

120325_011.png
(コーヒーセミナーのページより)


私がセミナーに参加した理由


手挽きのミルでコーヒー豆を挽いて、ペーパーフィルターとドリッパーを使ってコーヒーを入れるのが週末の楽しみになってから、2年ぐらい経ちます。
自分としては、おいしいコーヒーを入れられているつもりなのですが、入れ方は自己流。
プロの方に正しい入れ方を教えてもらって、もっとおいしく楽しくコーヒーを入れられるようになりたい! と思って、セミナーに参加しました。


■セミナー当日


当日の受付
開始5分前までに開催場所のお店に行って、受付を済ませます。
最初に受講料を支払います。
ちなみに、コーヒーセミナーはビーンズカード(豆を買うともらえるスタンプカード)の対象商品なので、3,000 円分の豆を買ったのと同じ数のスタンプがもらえます。太っ腹!

120325_02.jpg
今回、ビーンズカードが新しくなりました。(右側が新デザイン)

受講者のみなさん
申込時は定員5名と書かれていましたが、実際に集まったのは自分を含めて7人。
男女比率は 2:5。女性が多いだろうなあ、というのは予想通りでした。
母子で参加されている方も2組いました。
自分以外の6人は、みんなセミナー経験者っぽい感じ。未経験者は私だけ!?

講師の方
ブラックエプロンに名前の刺繍が入った、コーヒーマスターの若い女性の方。笑顔が素敵です。(^^)
アシスタントは、同じくブラックエプロンを着けた男性の方。こちらも若い。
お二人とも、会場となった店舗で働いている店員さんです。

配付資料
コース内容が書かれた紙と、復習用の「おいしいコーヒーの入れ方」が書かれた紙の2枚だけ。シンプル。
配付資料だけでは情報量が全然少ないので、多めにメモを取るように心がけました。


■「ハンドドリップ編」セミナー内容詳細


前置きが長くなってしまいました。
ここから、私が実際にコーヒーセミナーで聞いた全ての内容を書いていきます。
ちなみに、セミナーの内容をブログに書くことについては、講師の方から許可をいただきました。ありがとうございます!

【補足】
・個人的に感銘を受けた部分には「【ポイント】」と書いています。
・コーヒー豆を挽いて粉の状態にしたものも「豆」と呼ぶことにします。
・同じ「ハンドドリップ編」でも、講師の方によっては内容が異なるかもしれませんので、ご了承ください。


「ハンドドリップ編」のテーマ


スターバックスで定義している、「ハンドドリップでのいちばんおいしいコーヒーの入れ方」を学びます。


ドリップとは


ドリップとは、コーヒー豆に水を浸透させることです。
水を浸透させて、コーヒー成分を抽出します。


ハンドドリップの歴史


昔は金網を使ってコーヒーを入れていたそうです。
でも、金網だと豆が網から漏れてしまいます。
また、布(ネル)は手入れが大変です。
20世紀初めに、メリタ夫人という人が、紙のフィルターでコーヒーを漉す方法を発明しました。
紙は手入れが簡単で、また紙で漉すことにより、雑味が吸収されるというメリットもあります。


ドリッパーの種類


ドリッパーには、大きく分けて2種類あります。
底の穴が1つの「メリタ式」と、穴が3つの「カリタ式」です。
1穴タイプは、誰が入れても味が安定しやすいという特徴があります。
3穴タイプは、水の流れが速いのでスッキリとした味になります。また、入れ方で味に幅を持たせやすいという特徴があります。

ドリッパーの側面の角度がゆるやかだと、安定してコーヒーを抽出できます。
ドリッパーの内側についているしましまの溝は、空気の層が入っておいしくなるためと言われています。

スターバックス製のドリッパーは1穴ですが、穴が大きめに作られています。
これは、スターバックスのコーヒー豆がいちばんおいしく入れられるように研究されたものです。

120325_03.jpg
我が家にあるスターバックスのドリッパー

<実験>
1穴と3穴のドリッパーに水を注いで、水の落ちるスピードの違いを比較しました。
予想以上に、速さが全然違います。3穴はかなり速いです。


ハンドドリップの手順を学ぶ前に…


<実験>
ちゃんと手順を守って入れたコーヒーと、手抜きで入れたコーヒーの飲みくらべをしました。
手抜きのほうは、蒸らしを行わず、お湯を1回でまとめて注いだものです。
飲んでみると、香りも濃さ(コク)も、全然違います!
コーヒーの色も、手抜きのほうは薄めの色をしています。

さて、コーヒーを入れ終わったドリッパーの内側の様子を見てみると、
手順を守って入れたほうは、上の方まで厚さが均一な「壁」ができています。
一方、手抜きで入れたほうは、壁の厚さがムラがあり、ガタガタになっています。
このしっかりとした「壁」を作ることが、おいしいコーヒーを入れるポイントです。

120325_04.jpg
下側が正しい手順で入れたもの。上側が手抜きで入れたもの。
正しい手順で入れた方は、壁の厚さが均一になっています。


コーヒーをおいしく入れる「4つの基本」


(1) 豆の鮮度
飲む直前に挽くのがベスト。
挽いた豆を保存するときは、小分けにして冷凍庫で保存します。

(2) お湯の温度
沸騰した後、20秒ぐらい置いたものを使います。

(3) 豆の挽き具合
コーヒー豆とお湯が接している時間が長いほど、荒く挽きます。
お湯にコーヒー豆を浸すコーヒープレスの場合は、粗挽き。
コーヒーを一気に抽出するエスプレッソの場合は、細挽き。
ハンドドリップは、その中間の「中挽き」にします。
(見せてもらった「中挽き」は、自分が思っていたよりもかなり細かかったです)

(4) 分量を守る
豆 10g (大さじ2杯) に対して、水 180ml を使います。
2人分だと、豆 20g に対して、水 360ml。

【ポイント】
ここで注意!
豆 20g に対して、「注ぐ水の量」は 360ml ですが、「できあがりの量」は 300ml です。
残りの 60ml は、豆に吸われる分なのだそうです。
私は、豆 20g に対して「できあがりの量」が 360ml なのだと、ずっと誤解していました!
今まで、豆の量に対してお湯を注ぎすぎていたのかも…。


実演:ハンドドリップの手順


先生のお手本を見ながら、1つ1つ手順を確認していきます。

<準備>
器具を温めておきます。陶器のドリッパーは熱伝導率が低いので、しっかり温めるといいです。
ペーパーフィルターの縦と横の圧着部分を折って、ドリッパーにセットします。

【ポイント】
ペーパーフィルターを折るときは、縦と横で交互に折ります。
(縦を手前に折ったら、横は奥のほうに折る)
さらに、底の真ん中部分を押して凹ませると、より安定します。

120325_041.jpg

コーヒー豆は、1人分でも 20g 入れます。これは、しっかりとした壁を作るためです。
コーヒー豆をドリッパーに入れた後、ドリッパーをトントン叩いて、平らにならします。
ドリッパーをサーバー(抽出したコーヒーを入れる瓶)にセットします。

<お湯を注ぐ>
お湯は、3~4回に分けて注ぎます。
はじめてのときは、ケトルの注ぎ口の太さを知るために、事前に「試し打ち」をするとよいでしょう。

<お湯1投目>「蒸らす」
お湯をドリッパーの中心に注ぎ、豆全体がひたひたになるまで注ぎます。
注ぐときは、紙に直接お湯を当てないように、中央に注ぎます。
紙に直接注ぐと、豆を通過せずに素通りしてしまうためです。
(直接紙に当てなければよく、豆越しに紙が濡れるのは問題ありません)
ひたひたになるまで注いだら、20~30秒間置いて蒸らします。

【先生に質問!】
Q: 蒸らすときに、お湯が下に落ちるまで注いでも大丈夫ですか?
A: ここでは豆全体を浸すのが大切なので、お湯が下に落ちても気にしなくていいです。

<お湯2投目>「壁を作る」
お湯をドリッパーの中央に、500円玉大にぐるぐる回しながら注いでいきます。
【ポイント】壁の高さを出すために、ドリッパーのかなり上のほう(上の端から 1~2cm ぐらい)まで注ぎます。
上のほうまで注いだら、お湯が下に落ちて水面が低くなるまで待ちます。

<3~4投目>「味を整える」
お湯が完全に落ちきる前に、次のお湯を注ぎます。
2投目と同じ高さか、少し低い高さまでお湯を注ぎます。
【ポイント】このとき、2投目で作った壁を崩さないようにします。

<適量になったら>
抽出したコーヒーが 300ml になったら、ドリッパーを外します。
【ポイント】豆が乾ききる前(お湯が落ちきる前)にドリッパーを引き上げるのがコツです。
これは、雑味が一緒に出てしまわないようにするためです。
入れ終わったら、サーバーを軽く振ってかき回して、濃度を均一にします。
これで、できあがり!


実習:ハンドドリップの抽出体験


店員さんと同じ、スターバックスのロゴ入りのグリーンエプロンを着けて(うれしい!)、実際に1人ずつ順番にコーヒーを入れてみます。
自分がトップバッターを買って出ました。

習った手順を1つ1つ復唱しながら、慎重にお湯を注ぎ入れます。
みんなが注目しているので、緊張で汗がにじみました…。
苦労して入れたコーヒーは、いつも家で入れているのよりも、おいしく感じました。(^^)v

他の生徒さんが入れたコーヒーと飲み比べてみると、お湯も量もコーヒーの量も同じなのに、濃さも味も結構違います。


ハンドドリップの特徴


お湯を注ぐスピードで、全然味が変わる!
速くお湯を注ぐと、スッキリ味になる。
つまり、意図的に味を調整できるということです。
例えば、食べ物に合わせて濃さを調整する、などといったことができます。
ハンドドリップは、味に広がりを持たせられる入れ方なのです。

【先生に質問!】
Q: 人によって味にバラツキがあるが、お店によっても味に違いはあるの?
A: お店では機械で入れているので、均一になっています。
(エスプレッソのタンピング具合だけでも、味が変わってくるそうです)


実習に使ったコーヒー豆の種類


カフェベロナ」という豆を使いました。複数産地のブレンド豆です。
コーヒー豆は産出地域によって味が変わるので、ブレンド豆を使うことで、入れ方による味の違いが分かりやすいのだそうです。

120325_042.jpg
(スターバックスのページより)


実習の後は…


自分で入れたコーヒーにフォームミルクを加えたり、コーヒーと一緒にスコーンを食べたりしながら余韻を楽しみました。
おみやげに、実習で使った「カフェベロナ」のコーヒー豆と、グッズをいただきました。
グッズの内容は、内緒です。

120325_05.jpg


■感想


あっと言う間の、充実した2時間でした。
今までずっと自己流でコーヒーを入れてきましたが、新たな発見がいっぱいありました。
来てほんとによかった!
今回、セミナー未経験者は自分だけでしたが、講師の方の雰囲気作りがとても上手く、違和感なく参加することができました。講師の方に感謝です!

ところで、「おいしいいれ方編」「フードペアリング編」「エスプレッソ編」「ハンドドリップ編」の4つのセミナー受講すると、カスタマーコーヒーマスターとして認定されるそうです。
実際に、今回も一人の方が認定され、証明書が手渡されていました。

120325_06.png

せっかくの機会なので、自分も他のコーヒーセミナーにも参加してみようと思います。
次に狙うのは「エスプレッソ編」です。エスプレッソって、実はよく分かっていないので…。


以上、コーヒーセミナーのレポートでした。
スターバックスのコーヒーセミナー、おすすめですよ!


その他のコーヒーセミナー体験記


【期間限定・詳細あり】スターバックスのコーヒーセミナー「アイスコーヒー編」まとめ - localpocky's reports

【内容詳細あり】スターバックスのコーヒーセミナー「おいしいいれ方編」まとめ - localpocky's reports

【内容詳細あり】スターバックスのコーヒーセミナー「エスプレッソ編」まとめ - localpocky's reports


このブログの更新情報を、
RSSフィード RSSFacebookページ FacebookページGoogle+ページ Google+ページTwitter Twitter で流しています。
もし記事を気に入ってくださいましたら、ご覧いただけるとうれしいです!





同じカテゴリの関連記事

  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://nishi248.blog60.fc2.com/tb.php/1029-9c8b3143

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
ブログの紹介など → こちら

HSタグクラウド

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索フォーム

トラックフィード

track feed リンク元サイト