子どもの頃から通っている、花粉症のお医者さん

Posted by localpocky on 10.2012 日常   0 comments   0 trackback




実家の近くにある、町の小さなお医者さん。
ここに来るのは、年に1~2回だけ。
花粉症のシーズンに、注射して薬をもらいに来ている。

子どもの頃から通い続けて、もう25年以上。
当時おばさんだった先生も、もうかなりのおばあさん。

一時期、体調を崩して1年ぐらい閉めていたけど、再開した。
復帰後は、以前の姿からは想像できないぐらい、老け込んでしまった。
それでも、今も現役で診察している。

築40~50年ぐらいは経っていると思われる、外見も内側も古めかしい木造の小さな建物。
子どもの頃から時間が止まったままのような、待合室。
手書きのメッセージが貼られていたり、骨董品級のエアコンが残っていたり。

診察券は無い。
受付の前に置いてあるメモ帳に、自分のフルネームを書くだけ。
すると、指サックをした受付のおばさんが、猛スピードで束からカルテを探し出す。
コンピューター化とはほど遠い空間。でも、それがこの場所には似合っていた。


今日、1年ぶりにその医院に行ったら、きれいに改築されていてびっくりした。
道から引っ込んだところに移動していたので、無くなってしまったのかと一瞬あせった。

小さな窓からしか中が見えなかった受付は、開放的なものに生まれ変わっていた。
診察室も2つに。
立て替えたのは、今年2012年の1月とのことらしい。

「無くなっちゃったかと思ったわー」と、おばさんが受付の人と話していた。
きっと、この人も花粉症治療の常連で、今シーズン初めて来たのだろう。

帰り際には、ついに導入した診察券を渡された。

25年以上見続けてきた、あの待合室をもう見ることができなくなってしまったのかと思うと、少しさみしい。
写真に残すことはできなかったけれど、あの受付、待合室、診察室の映像は、しっかり目に焼き付いている。

この先、花粉症のシーズンがやってくるたびに、あの建物のことを思い出すだろう。



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