「駅の出口は黄色」というルールは私が決めました:【読書メモ】駅をデザインする/赤瀬 達三 著

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2015年2月刊。
「駅の出口は黄色」などのルール(サイン設計)を決めてきたデザイナーによる本。

駅の案内板や、建築構造のデザインに込められた意図とは。
新書なのにカラー! 写真が多くて楽しい。

海外駅との比較や、「みなとみらい線」や「つくばエクスプレス」などの比較的新しい駅のデザインについてのくわしい話も。


引用メモ


人間は本来、地上に済む動物だ。適度な自然光は生理的にも心理的にも、人によい効果をもたらす。種々のアンケートで、地下勤務者から「外で何が起きているか分からない不安」が指摘されている。(p.101)
風景とは、人間が生きるのに必要な外界の情報源なのだ。それがないと閉じ込められた感覚が増して不快感が生じる。(p.218)
日本の駅づくりの根本的な欠陥は、土木部門が構造を考え、建築部門が内装を仕上げるという、総合的な人間環境のイメージを欠いた検討体制にある。(中略)東急東横線渋谷駅が悲惨な状況になっているのは、そのことに遠因があり、またそのことと闘わなかった建築家に社会的な責任放棄の過ちがある。(p.233)

他の方の感想(読書メーターより)


駅をデザインする 感想 赤瀬 達三 - 読書メーター



ピクサーは創業なんと40年だった:【読書メモ】ピクサー流 創造するちから/エド・キャットムル 著

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ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

  • 作者:エド・キャットムル 著,エイミー・ワラス 著
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2014-10-03

2014年10月刊。
ピクサーの社長(共同創設者)が語る、ピクサー40年の歴史。

謙虚でいて、目的意識がすこぶる高い。
リーダー論として読むのも面白い本。

スティーブ・ジョブズのピクサーへの思いも。
ジョブズ好きは、最後の章「私の知っているスティーブ」は一読の価値あり。

【引用メモ】
問題に目を光らせることと問題に気づくことは違うことだと痛感した。これがその後の私の目的意識の矛先、新たな挑戦となった。(p.97)
「測定できないものは管理できない」。ビジネスや教育の現場でよくそう言われ、信じられている。とんでもない。どれだけのものが見えずに隠れているか、それに気づいていない人にしか言えない言葉だ。人が管理するものの大部分は、測定できない。そこに気づかないと予期せぬ結果を招く。データが物事の全容を表すと信じている人は、現れていないものを見過ごす。私が勧めるアプローチは、測定できるものは測定し、その結果を評価し、大半のことは測定できないと理解する。そうしてたまに一歩引いたところから自分のやり方を見直すことだ。(p.288)
だめなポイントを細かく書き出してみるのです。すると、ほとんどの問題が2つか3つの根本的な問題に集約されることがわかる。思ったほどひどくなかったんだなと。もうだめだと悲観的になるより、問題を限定できたほうがはるかに気持ちが軽くなります。(p.206)


  

プロフィール

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Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
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