[読書メモ] 4年というのは、人の人生を変えるだけの時間です。『笑顔で生きる魔法の言葉』/高橋 尚子

Posted by localpocky on 26.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback

笑顔で生きる魔法の言葉


2012年4月刊。

「すごく楽しい42キロでした!」
マラソンを1位で走り終えた直後とは思えないような元気そうな顔で、そう語った姿。
マラソンランナーの中には、こんな人もいるんだ…と驚いたのを、今でもよく覚えています。
あの 2000 年のシドニーオリンピックから、もう 12 年も経ったんですね。

シドニーオリンピックで金メダルを取った後の活動はよく知らなかったのですが、2008 年に現役を引退するまで、ストイックに努力し続けていた彼女の姿がありました。

この本には、現役23年間で高橋尚子さんを支え続けた言葉がたくさん詰め込まれています。
それは、高校時代の顧問や小出監督からの言葉だったり、思わず自分の口から出てきた言葉だったり。

1996 年のアトランタオリンピックの時点では、
「マラソンは走ったことがなく、マラソンの "マ" の時も知りませんでした。」というのに、
その4年後のシドニーオリンピックで優勝したというのですから、
「4年というのは、人の人生を変えるだけの時間です」
という彼女の言葉は、ものすごい真実味を帯びて響いてきます。

やさしい文体で、実直な性格が伝わってきます。
とにかく、何に対しても前向き!
今の自分に行き詰まりを感じている人に、勇気を与えてくれそうな一冊です。

<引用メモ>
"結果" は目に見えるものだけど、"成長" には目に見えない部分があることを知りました。「自分のやっていることは意味があることなんだ」と今の自分に自信を持つことができ(ました。)
(p.5「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」)
扉は時が来ると自然に開きます。開いたらそこに道が続いているか、もう道はないか、そのどちらかです。それなら「どうしよう。怖いな、怖いな」と思いながら扉が開くのを待つより、「堂々と自分で開けてやる!」と立ち向かう方が緊張せずにすむことに気がつきました。あると決まっているものから逃げても仕方ないのです。それなら全力を尽くして、楽しむ方がいい。そう思うようになったとき、全ての迷いは消えました。
(p.53「自分で扉を開けてやる!」)
人生の岐路に立ったとき、道を決めるポイントは "過程" ではなく、あくまでも "その先にあるもの"。どうしたら自分が求めているものにきちんと到達できるのか考え、しっかりと前進できる一歩を踏み出したいと思うのです。
(p.89「もう一度、花を咲かせるために踏み出す一歩」)
(2012/08/24 読了)

笑顔で生きる魔法の言葉

高橋 尚子
角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-04-10
by ヨメレバ


  

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
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