[読書メモ] 伝える力2/池上彰 ~伝わるように伝えるには「謙虚であること」

Posted by localpocky on 22.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback

伝える力2 (PHPビジネス新書)


2011年12月刊。
物事を分かりやすく伝えるプロである池上さんによる、「分かりやすく伝える方法」について書かれた本の続編。

前著「伝える力」が出版されたのが、2007年。
自分は新刊のうちに読んだのですが、4年以上経った今でも、本屋さんの目立つ位置に置かれているのをよく目にします。
そんなに売れている本だったのか…と思っていたところに続編が登場したので、思わず手に取ってしまいました。

池上さんの本は、さすがに読みやすいですね。
するすると読めてしまいます。

敬語についてのところで、
・「させていただく」も過ぎたるは及ばざるがごとし (p.167)
・「~~したいと思います」は自信のなさの表われ? (p.171)
という内容には、ドキッとさせられました。今まで、多用していたかも…。
この本を読んでからは、これらの言葉をメールで使おうとしたときに、ちょっと立ち止まって、表現を見直すようになりました。

この本の中 (p.112) でおすすめされていた、『「分かりやすい表現」の技術』(藤沢晃治著、講談社ブルーバックス)という本は、ぜひ読んでみようと思います。

あと書きに書かれていた、伝える力を身につけるためには「謙虚であること」というフレーズが、強く印象に残りました。

<引用メモ>

わかりやすく伝えるとは、とても難しいことです。でも、自分が謙虚になり、伝えようとしている相手は何を知らないのか、それを知れば、伝え方の工夫も生まれます。「こんなこと、知らないヤツが悪い」と思っていたら、いつまで経ってもわかりやすい伝え方は身につきません。謙虚であること。これが「伝える力」を身につける第一歩です。
(p.218 おわりに)


(2012/01/16 読了)

伝える力2 (PHPビジネス新書)

池上彰
PHP研究所 2011-12-15
by ヨメレバ



[読書メモ] 進々堂世界一周 追憶のカシュガル/島田 荘司 ~御手洗潔が登場するけれど…

Posted by localpocky on 22.2012 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback

進々堂世界一周 追憶のカシュガル


2011年4月刊。
大学受験を目指す予備校生サトルくんに、御手洗潔が世界放浪の旅で遭遇した物語を語る、静かな物語。

「進々堂ブレンド 1974」「シェフィールドの奇跡」「戻り橋と悲願花」「追憶のカシュガル」の4編。

舞台は 1974 年の京都。
タイトルの「進々堂」とは、喫茶店の名前。
御手洗が世界一周の旅から帰ってきたばかり、という設定になっています。
御手洗が登場しますが、本作ではあくまで語り手に徹していて、破天荒な御手洗節は出てきません。
ですので、いつもの御手洗シリーズのような内容を期待しない方がいいです。

ミステリー要素は、ほとんどありません。
でも、「戻り橋と悲願花」のラストには「おお!」と思いました。
ただ同時に、こんなに長い話にしなくてもよかったんじゃないかな…とも思ってしまいました。

全体的におとなしめの本でしたね。

(2012/01/22 読了)

進々堂世界一周 追憶のカシュガル

島田 荘司
新潮社 2011-04
by ヨメレバ



  

プロフィール

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Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
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