[読書メモ] 奇跡のリンゴ農家、木村さんの自著「奇跡を起こす 見えないものを見る力」/木村 秋則

Posted by localpocky on 09.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
111109.jpeg

本書に書いたことを、どのように受け取ってもらってもかまいません。ただ、読んでくださった方にとって、この本が「目に見えないものを見るためのヒント」になればいいと思って書きました。(p.3 はじめに)



2011年9月刊。
不可能と言われた、完全無農薬・無肥料でのリンゴ栽培を成功させたリンゴ農家、木村さんの本。
以前に読んだドキュメンタリー「奇跡のリンゴ」とは違い、こちらはご本人が書かれた本です。

木村さんのことは、2006 年に放送された NHK の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で知りました。
非常に印象深く記憶に残っている回です。


最初の章から、龍を見た、UFO を見た・乗った、という話が出てきて、ちょっとびっくり。
木村さんの今までの功績のことを知らない人がこの本を読み始めたら、なんて思うんだろう…。
きっと、今だから語れるようになったことなんでしょうね。

第2章からは、リンゴ栽培で悪戦苦闘したエピソードが語られます。

無農薬栽培に挑戦し始めて10年、成果が出ずに無収穫が続く日々。
ついに死んでお詫びしようと決心し、首を吊ろうと山に登って、枝に向かってロープを投げたそのとき、野生でも立派に枝を張っている「リンゴの木」を見つけます。農薬も肥料も与えられていないのに、なぜ…。

私がそれまで一生懸命見ていたのは、幹や葉などの土の上の部分だけです。(中略)
しかし、大切なのは木の下の部分、見えない部分だったのです。(中略)
私は、目に見える枝や葉、幹ばかりに気を取られ、肝心な根っこや土のことをすっかり忘れていたのです。今思えば、龍や UFO、宇宙人らしきものを見せられたのは、「見えないものの存在に気づきなさい」という天からのシグナルだったのかもしれません。
(p.97 見えないものを見る力)



食の安全、環境保護についての考えも述べられています。
ちょっと変わった内容も出てきますが、全体的には真面目な本です。

今では、自然栽培のノウハウを惜しげもなく伝えるために、国内外を飛び回っている木村さん。
現在 62 歳。これからも、どうぞお元気で!

龍や UFO が存在するというのは、今の常識では考えられないことです。それを知っていて私は「あの世へ行った」「宇宙人と会った」などと申しているのですから、文字通り、常識を疑われても仕方がありません。
しかし、そんな体験があったからこそ、リンゴを実らせることができたのかもしれないとも思うのです。
土のなか、目に見えない部分こそ大切なんだと気づかなければ、私はいつまでたってもリンゴを実らせることができなかったでしょう。知識や経験から学んだことから、あらためて常識を取り払い、初めて私は真実に気づくことができました。
(p.195 小さな改革から大きなうねりへ)


(2011/11/02 読了)

奇跡を起こす 見えないものを見る力

木村 秋則
扶桑社 2011-09-22
by ヨメレバ



[読書メモ] CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス/高橋 くるみ

Posted by localpocky on 08.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
111108.jpg

2011年9月刊。
筆者は、JAL の元 CA (キャビンアテンダント、客室乗務員)。
13年間フライトしていた元 CA の人が、飛行機のファーストクラスで接客していたときのエピソードを元に書いた、会話術の本。

自分には一生縁の無さそうな、飛行機のファーストクラス。
そのファーストクラスに乗っている VIP な人たちとの会話。
キャッチーなコンセプトで、思わず読んでしまいました。

CA がお客様と頻繁に会話するというイメージは、一般的にはあまりないかもしれません。けれども実は、お客様と多くお話しすると社内での評価が上がるくらい、重要視されています。(p.1 はじめに)



これはちょっと意外でした。
国内線のエコノミーしか乗ったことがない私は、「お飲み物は何になさいますか?」ぐらいしか会話したことないや…。
やっぱりファーストクラスだとサービスがきめ細かいだろうから、自然と会話も増えるんでしょうね。

筆者が「VIP 式」と呼ぶ人たちに共通していることは、上から目線ではなく、控えめであること。
そして、相手を尊重していること。
なり振る舞いだったり、人との接し方だったり。
周りから尊敬されている人というのは、それなりに理由があるんですね。

ところで、時差ボケ防止の安眠グッズは、フラフープだそうですよ!

お子様は「なぜ?」と質問するのが大好き。かなり難しく、核心を突くものも多いため、きちんと答えようとすると、こちらもかなり頭をひねらないといけません。「なぜ」に答えることは、かなり頭の脳トレになるということです。時に苦痛です。
この、苦痛という面に気づいているかどうかは、質問における要でもあります。
大人でも「なぜ」と聞くことが大好きな人は多い。それは「なぜ」が相手に負担を強いていることに、なかなか気づけないからでしょう。
(p.76 「なぜ」は禁句! 会話が広がらないワードです)


断るシーンで大切なのは「どう見られたいかではなく、何を伝えたいか」。
笑顔で断ることで、「あなたを拒絶しているのではない、この件に NO を言っているだけ」と相手に伝えることができます。そして笑顔を添えることで、相手の気持ちにも配慮を表せ、はっきりと断りを伝えられます。
(中略)断るときこそ、スマイルが必要なのです。
(p.137 YESの雰囲気でNOを言う)


CA は、お部屋でひと汗かいて、ぐっすり睡眠に備えます。
必殺技は、フラフープ。
(中略)汗をかき、かなり疲れてぐっすり眠れることから、時差ボケ解消グッズとして、長距離を飛ぶ CA の間で人気が高いのです。
携帯用に分解できる超軽量小型フラフープも安価で売られていますし、おすすめです。
(p.65 時差ボケを防ぐ必殺小道具)


(2011/10/30 読了)

CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス

高橋 くるみ
大和書房 2011-09-16
by ヨメレバ



スターバックスのポイントは棚に並んでいるコーヒー豆を買うときにも使える!

Posted by localpocky on 06.2011 コーヒー/Starbucks   1 comments   0 trackback
Tag :スターバックス
111106_1.jpg

スターバックスでコーヒー豆を買うとスタンプがもらえる、「ビーンズカード」という名前のスタンプカード。

スタンプカードの裏面には、
「お引き換えの対象となるコーヒー豆は 100g です」
と書かれています。

111106_2.jpg

でも、店頭の棚に陳列されているコーヒー豆の袋は、たいてい 250g。

以前、スタンプを引き替えたときは、小さな紙袋に入った 100g 分のコーヒー豆と引き替えてくれました

↓100g のコーヒー豆
100103_3.jpg

私、この方法でしかポイントを引き替えられないんだと思っていたんですよ…。

ところが。
実は、普通に棚に並んでいる 250g のコーヒー豆を買うときにも、ポイントが使えるんです。

250g の定価のうち、100g 分の値段だけ差し引いて、差額を支払うという買い方ができたのでした。
知らなかった!

111106_4.png

560 円引きで、クリスマスブレンドを買うことができて、得した気分です。(^^)

111106_5.jpg


[読書メモ] 有栖川有栖の新シリーズ1作目「闇の喇叭」/有栖川 有栖

Posted by localpocky on 01.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
111101.png

2011年9月刊。
有栖川有栖の長編ミステリー、「探偵・ソラ」シリーズ第1作。
タイトルは「やみのらっぱ」と読みます。

現代の日本と似たような歴史を持つ、パラレルワールドの日本が舞台。
召和(しょうわ)21年 (1946年)、広島に1発目、長崎に2発目の原子爆弾が投下される。
そして、その9日後、3発目が京都に投下される。
終戦後、沖縄はアメリカの、北海道はソ連の統治下に入る。
その翌年、北海道以北は日本から独立し「日ノ本共和国」と名乗って日本と対立する。
物語は、それから60年経った、平世(へいせい)の時代の日本で始まる…。

実は、図書館の予約の関係で、2作目の「真夜中の探偵」から先に読んでしまったんですよ。
結論から言うと、やっぱりちゃんと1作目から読むべきでしたね…。
1作目を読むことで、2作目を読んだときに感じた違和感が、だいぶ緩和されました。
ミステリーっぽさは、1作目の本作の方が断然上です。

独特の暗い世界観は、免疫ができていたので、前ほどは気にならなかったかな。
「真夜中の探偵」では叶わなかった父と娘の会話が、この本にはいっぱい出てきます。
エンディングは何とも救われないような感じで、やるせないですね…。

「真夜中の探偵」は、有栖川有栖作品にしてはめずらしく、いつも楽しみにしている「あとがき」が無かったのですが、本作「闇の喇叭」のあとがきを読んで、その理由が分かりました。

2012年の春に、早くも3作目が予定されているとのこと。
期待しています!

(2011/10/28 読了)

闇の喇叭

有栖川 有栖
講談社 2011-09-15
by ヨメレバ



  

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
ブログの紹介など → こちら

HSタグクラウド

カレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索フォーム

トラックフィード

track feed リンク元サイト