[読書メモ] キツい人間関係をラクにしたいときに読む本 ~引っ込み思案の自己主張術/杉本 良明

Posted by localpocky on 31.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
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2011年4月刊。
以前読んだ、同じ著者による「人間関係にうんざりしたときに読む本 ~どんなきつい相手とでもうまくいく対人心理術」 という本がとてもよかったので、最近出たこちらの本も読んでみました。

サブタイトルは、「引っ込み思案の自己主張術」。
ここで言っている「自己主張」というのは、「声を大にして、我を通す」というような自己中心的な考え方のことではなく、「相手に配慮しつつ、自分の思いは伝える」という、誠実で率直なアプローチのことを指します。

キーワードは、「アサーティブネス(アサーション)」「承認」、そして「笑い」。

個性的だなと思ったのが、「笑い」についての考え方。
人を笑わせることが、その人を承認することに繋がる、という考え方は、なかなか面白いですね。

ただ、この本を読んでいる間、どうも今ひとつピンと来ないような感覚をずっと持っていました。
言葉にするのが難しいのですが、敢えて言えば「自己主張をする」という行為がうまくイメージできないという感じ。
それは、普段から無意識に「自己主張」がそれなりにできているということなのでしょうか。
う~ん、何か腑に落ちないな…。

<引用メモ>

なぜユーモアのある人が、人望があるのか。それは、笑いと承認の根は同じだからです。(中略)
相手を笑わせるという行為は、相手を承認して、お返しに承認されるのに近い効果を持つのです。(p.169)


人は、他人の笑いにつられて笑い、他人の笑顔につられて笑みを浮かべます。自分から笑うことで、何よりも他人から微笑んでもらえることが大きいのです。他人から微笑んでもらえれば、自分も幸せな気分になって、自信もよみがえってきます。(p.175)


(2011/05/26 読了)

キツい人間関係をラクにしたいときに読む本

杉本 良明
大和書房 2011-04-16
by ヨメレバ



Facebookの「いいね!」ボタンの盲点。ボタンを設置するだけでは、押しても情報は広まらない。→OGPに対応しよう!

Posted by localpocky on 29.2011 ブログ作成   1 comments   0 trackback
Tag :Facebook OGP
このブログに Facebook の「いいね!」ボタンを設置 してから、しばらく経ちました。

Facebook の「いいね!」ボタンって、その記事のことをクリックした人の友達にも伝えられるボタンだと思っていました。(Twitter のリツイートのように)

ところが…。
Facebook 内で「いいね!」を押した場合には、確かにその通りに機能するのですが、ブログなどの 「Facebook の外」にあるページでは、「いいね!」ボタンを設置するだけではクリックした人の友達には伝わらないんです。

このことを知ったきっかけは、以下の記事でした。

当ブログでも「いいね!」ボタンを設置してから、Facebook経由のアクセスが増えています。「いいね!」ボタンを押してもらえると、その人のニュースフィード上に表示され、より多くの人の目に触れるからです。

OGP (Open Graph Protocol) のタグをサイトに追加しないと、上記のメリットは得られません。フェイスブックのいいね!をサイトに追加するなら絶対にやるべきです

(日本人のためのフェイスブック入門 - わかったブログ より)


「OGP のタグ」って、一体何だ?!
ということで、ブログの OGP 対応について、調べてみました。


目次


  • OGP とは何か?
  • OGP に対応するメリットは?
  • OGP に対応する方法は?
  • OGP タグが正しく設定されたことを確認するには?
  • まとめ


OGP とは何か?


OGP の正式名称は "Open Graph Protocol" と言います。

OGPとは、「外部サイトをまるでFacebookページのように見せかけれるhtml記述のルール」です。

このルール通りにhtmlを書かないと、Facebookのシステムが外部ページの情報を上手く理解できません。「いいね!」情報が友達のニュースフィードに飛ばないなど、色々と不都合が生じてしまいます。

(<遂に公開>SEOの2倍のアクセスを稼ぐFacebook活用術。皆が知らない「いいね!」ボタンと「OGP」の設定方法、超解説 より)


OGP は、Facebook 専用のルールというわけではなく、mixi チェックなどでも使われているようですが、この説明がいちばん分かりやすかったです。


OGP に対応するメリットは?


2つのメリットがあります。

1つは、ブログなどに設置されている「いいね!」ボタンを押したときに、ボタンを押してくれた人と、その人の友達の「ニュースフィード」(Twitter のタイムラインに相当) 上にもリンクが表示されるようになることです。

これにより、「いいね!」を押してもらったときに、ブログの記事がより多くの人の目に触れるようになります。

逆に言うと、OGP 対応していないページ上の「いいね!」ボタンを押したときは、ボタンを押してくれた人の「プロフィール」(個人のウォール) には表示されるのですが、「ニュースフィード」には表示されません。

「プロフィール」の内容は、友達の「ニュースフィード」には表示されないので、誰かが意図的にプロフィールページを見に行かない限り、その内容には気が付きません。
ですので、せっかく「いいね!」を押してもらっても、他の人の目に触れる機会はかなり少ないと言っていいでしょう。

OGP 対応時と非対応時の動作の違いは、こちら↓のページで図入りで詳しく解説されています。
フェイスブックのいいね!をサイトに追加するならこれはやるべき - ECおもろ!!!


もう1つのメリットは、「いいね!」ボタンを押してもらったときに、「ニュースフィード」上にどのように表示させるかを、自分で制御できることです。

例えば、下の図の赤枠で示している、サムネイル画像、記事のタイトル、サイトの URL、記事の概要を、それぞれ個別に指定することができます。

110529_1a.png

OGP 対応していない場合は、Facebook 側で適当に内容を判断して表示されます。
だから、サムネイル画像のところに、ふさわしくない画像(例えば、ページに貼り付けてある広告などの、記事の内容と関係ない画像)が使われちゃったりすることもあるんですね。


OGP に対応する方法は?


ブログなどの HTML にタグを埋め込むことで、対応できます。
HTML の2箇所に、タグを埋め込みます。

1つは、<html> タグに xmlns 属性を2つ追加します。
赤文字部分が、追加した部分です。

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja" dir="ltr" xmlns:og="http://ogp.me/ns#" xmlns:fb="http://www.facebook.com/2008/fbml">


もう1つは、<head>~</head> の中に OGP の一連の meta タグを追加します。
以下のような感じの内容です。

<meta property="og:title" content="記事のタイトル" />
<meta property="og:type" content="article" />
<meta property="og:description" content="記事の要約" />
<meta property="og:url" content="記事のURL" />
<meta property="og:image" content="画像のURL" />
<meta property="og:site_name" content="サイトのタイトル" />
<meta property="og:locale" content="言語" />
<meta property="fb:app_id" content="取得したFacebookのアプリID" />


(追記 2011/11/14:"og:locale" を追加しました)

ブログの個々の記事に OGP タグを入れる場合は、記事ごとにタグの内容を動的に変えてあげる必要があります。

うちのブログは FC2 ブログなので、FC2 ブログで用意されている独自の変数を使って、以下のようなタグを設定しました。

<!--permanent_area--><!--topentry-->
<meta property="og:title" content="<%topentry_title> - <%blog_name>" />
<meta property="og:type" content="article" />
<meta property="og:description" content="<%topentry_discription>" />
<meta property="og:url" content="<%topentry_link>" />
<meta property="og:image" content="<%image>" />
<meta property="og:site_name" content="<%blog_name>" />
<meta property="og:locale" content="ja_JP" />
<meta property="fb:app_id" content="xxxxxxxxxxxxxxx" />
<!--/topentry--><!--/permanent_area-->


(これは、FC2 ブログの場合の OGP タグの設定例です。その他のブログでは、それぞれのブログに用意されている変数に置き換えてみてください)

FC2 ブログ用の設定は、こちら↓サイトを参考にさせていただきました。
FC2ブログにFacebook用のOGPを設定 - エスニックなベランダ菜園の記録

なお、OGP のタグについての詳細は、こちら↓の Facebook Developers のページに詳しく載っています。(英語)
Open Graph protocol - Facebook開発者


OGP タグが正しく設定されたことを確認するには?


Facebook に用意されている「URLリンター」 というページを使って、OGP タグが正しく認識できるようになっているかを、簡単に確認できます。

(追記:2011/08 頃に「URLリンター」が「デバッガー(Debugger)」という名前に変わりました。機能は一緒みたいです)

110529_4.png

「URLリンター」で、確認したいページの URL を入力すると、下の図のように OGP の各タグにセットされている値が確認できます。

110529_2.png

もし、必須になっている OGP タグがセットされていないと、"Required Property Missing" と警告が表示されます。

110529_3.png


まとめ


  • Facebook の「いいね!」ボタンを設置しても、それだけは情報が拡散しない。(ボタンを押してもらっても、その人の友達には届かない)

  • Web ページを OGP に対応させることで、情報を拡散できるようになる。(ボタンを押してもらったときに、その人の友達にも届く)

  • OGP に対応させるには、HTML に OGP 用のタグを埋め込めばよい。


おわりに


このエントリを書くに当たり、以下のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。


OGP 関連の他の記事


【OGP対応】 OGPタグが認識されない… →「URLリンター」でキャッシュさせよう! - localpocky's reports


【OGP対応】 og:image で画像を指定しても表示されない… →画像サイズを確認しよう! - localpocky's reports


【OGP対応】Facebook のデバッガーで「An internal error occurred while linting the URL.」エラーが発生 (FC2ブログ) - localpocky's reports


自己流「読書メモ」(書評・読書感想文・読書ノート) の書き方

Posted by localpocky on 24.2011 本/図書館   1 comments   0 trackback
Tag :ブログを書く
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書き溜めてきた「読書メモ」が 200 冊になりました。
(ブログに移行していない分も含めて)

「書評」と呼べるようなしっかりした内容ではないし、「読書感想文」と呼べるほどのボリュームもないので、自分では「読書メモ」と呼んでいます。

読んだすべての本について書いているかと言えば、そこまではできていません。
読書メモを残しているのは、だいたい3分の2ぐらいでしょうか。
実は、読書メモを書くのはなかなか億劫な作業だったりもするのですが、それでも6年ぐらい続いています。

なぜ、読書メモを書くのか?
率直に言ってしまえば、「自己満足のため」という感じです。
書くときには、将来の自分が後からこのメモを見たときに、読んだ本の内容をおぼろげにでも思い出せることを目指して書いています。

詳しい内容が知りたければ、本の実物を見ればよいと割り切って、あまり詳しくは書いていません。
それでも、図書館で本を借りるようになってからは、本が手元に残らないので、読書メモの文章量がだんだん長くなってきました。
持ち前の「貧乏性」を発揮していますね。(^^;


何冊も読書メモを書いているうちに、何となく自分のスタイルというものができあがってきたような気がします。
この機会に、自分が読書メモを書くときにどんなことを意識して書いているのかを、備忘録的にまとめてみます。

出版年月を書く


まず、出だしに、「2011年5月 刊」のように、その本の出版年月を書きます。
一見無意味なこの情報を書くのには、実は訳があるのです。
自分が「本の新しさ」というものを意識しているということも理由の1つなのですが、1行目にこれを書くだけで、2行目以降がすごく書き出しやすくなるんです。
文章の出だしって、なかなか書き始めるのが難しかったりしますよね。
でも、1行目には決まってこれを書くようにしてしまえば、もう書き出しで悩む必要はありません。

この本を読んだきっかけを書く


たくさんの本の中から、この本を選んで読んだのには、何らかの動機があったはずです。
その動機を、一言でもいいので書き留めておきます。
「好きな作家だから」「本屋の新刊コーナーで偶然見かけた」「表紙に惹かれて」「話題の本だから」「仕事の悩みを解決してくれそう」など、何でもいいんです。
動機を書き留めておくことで、本を手に取ったときのピュアな気持ちを思い出しやすくなります。
…「ピュアな気持ち」ってフレーズ、なんだかとても恥ずかしいですね…。

この本がどんな本なのかを、一言で書く


他の人にこの本のことを伝えるとき、一言で言えばどんな本か。
「この本の特徴」とも言ってもいいかもしれません。
自分は、ジャンルだけではなくて、もう一言添えるようにしています。
「もう10年続いている、新聞の連載エッセイ」
「CoCo壱番屋の創業者が書いた、ココイチ創業期」
「火村シリーズ、短編5編の本格ミステリ」
という感じです。
自分で読書メモを振り返るときにも、「ああ、あの本ね」とすぐに分かって、便利です。

あらすじは書かない


ほんの一言二言で、あらすじのようなものを書くこともありますが、ほとんど書きません。
あらすじは、Amazon や出版社の Web ページを見れば、だいたい分かるので。
あらすじをまとめるには、それなりの時間がかかる、というのもあります。
本当は、あらすじを自分なりにまとめ直すことで、本の理解がより深まるのでしょうが、そこまで真面目ではないので、あきらめました。
一時期は、自己啓発本などは、あらすじ代わりに目次をスキャンしたりもしましたが、今ではやめてしまいました。

「事実」と「意見」を分けて書く


本に書かれていること(=誰が読んでも同じ内容)と、
本を読んで感じたこと(=人によって異なる内容)が、
区別できるようにします。
これ、自分もちゃんと書き分けられていないような気がします。反省…。
「○○だそうです」「○○とのこと」「○○と著者は言っています」などを後ろに付ければ、本に書かれている内容なんだな、と分かりますね。

どんな人が読むとよい本かを書く


前にも書きましたが、自分の読書メモは基本的に「自分のため」に書いています。
でも、ブログに載せている以上、誰かに見られることを想定して書いてもいます。
他の人が読書メモを読んでくれたときに、少しでも役立つ情報でありたいという思いから、「この本は、こんな人に向いていると思う」という意見を添えるようにしました。
「○○の人におすすめです」
「○○が好きな方は、読んでみてはいかがでしょう?」という感じで。

印象に残ったフレーズを引用する


引用は、本の内容やテイストを思い起こすのに、不可欠な要素だと思っています。
引用元が後から探し出せるように、ページ番号も一緒にメモしておきます。
自己啓発本などでは、小見出し (章の名前) も一緒に書いておくと、効果的です。
自分の場合は、特に図書館で借りた本では、結構多めに引用を書き留めるのですが、ブログにはそのうちの主なものだけを載せるようにしています。

最後に、読み終わった日付を書く


いつ頃読んだのかを書いておくことで、読んだときの状況を思い出しやすくなります。
例えば、仕事がきつかったときに読んだ本だとか、正月休みに読んだ本だとか、旅行先で読んだ本だとか。
蛇足ですが、旅先で本を読むと、本を読んだ場所(宿泊先など)の映像と、読んだ本の内容の記憶が結びついて、なかなかいい思い出になりますよ。
ただ、せっかく旅先で読むなら、自己啓発本とかではなくて、気軽に読める小説などのほうがいいかもしれません。


以上、自分が読書メモを書くときに意識していることを書き出してみました。
1つや2つでも、何かのお役に立てればうれしいです。

関連する本


[読書メモ] 謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉

Posted by localpocky on 22.2011 書評/読書メモ   1 comments   1 trackback
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2010年9月刊。
「2011年 本屋大賞 第1位」の帯とともに、近所のどこの本屋さんでも目立つところに置かれている、この本。
舞台が国立市だということも、影響しているのかな?

「本格ミステリ」と謳われているので、少し気になっていました。
図書館を調べると、なんと 200 人待ち…。諦めて買って読んでみました。

短編6編。どれもコンパクトにまとまっています。
個性的な登場人物、緻密に張られた伏線、分かりやすい解決編、そしてユーモアたっぷり。
とても読みやすくて、どんどんページが進みます。

正直に言って、本格ミステリとしてはちょっと物足りない感じが…。
謎が大きい割には、あまりにもあっけなく解決しすぎて、もったいない感じがします。

でも、その分、読みやすいのも事実。
クドクドと読まされるより、さっと解決する方が好みという人もいるでしょう。
この軽快感は、自分も嫌いじゃないかな。…あれ、どっちなんだろう。

いちばん面白かったのは、最後の話。
現場に残されたのは、何者かによって「消された」ダイイングメッセージ。
何かが書かれていたことは分かっているが、何と書かれていたかが分からない。
では、何と書かれていたのか。何と書かれていなければいけなかったのか…。

この本は、図書館で何ヶ月も待たないで、ぜひ旬のうちに読んでみてください。

(2011/05/12 読了)

謎解きはディナーのあとで

東川 篤哉
小学館 2010-09-02
by ヨメレバ



[読書メモ] 三谷幸喜のありふれた生活9 さらば友よ/三谷幸喜

Posted by localpocky on 22.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback


2011年4月刊。
もう10年続いている、三谷幸喜の連載エッセイ。
図書館でも人気のシリーズですが、「図書館に入った新刊本を誰よりも早く借りる方法」を駆使して、発売から半月で、図書館で借りることができました。カーリルえらい!

今回のメインテーマは、2つ。
1つは、ニューヨークと日本で上演された、2本目のミュージカル「TALK LIKE SINGING」の舞台裏。
全編英語で、主演は「HR」でも主演を演じた香取慎吾。

英語が全然駄目だという三谷さんが、就労ビザを取得するためにアメリカ大使館に行ったときのいい話「米大使館で最高の面接」や、日本語で押し通した方がむしろ会話が成立するという「ニューヨークの朝食」など、英語にまつわるエピソードが面白かった。

もう1つは、愛猫「オシマンベ(おっしー)」との別れ。
奥さんが結婚する前から飼っていた猫だそうな。猫では高齢の18歳。
奥さんが仕事でしばらく留守の間、一人つきっきりで看病をする三谷さん。
最後の力を振り絞ってベッドに這い上がってくる猫のけなげさに、しんみり。

笑っちゃったのが、今はお寺の住職をしている高校の恩師との同窓会の席で、先生に向かって同級生らと子どもっぽいいたずらを繰り広げる「叱られたくて、いたずらを」。気が若いなあ。

軽快なテンポが、読んでいて心地よい本です。
和田誠さんの挿絵も、ほんわか心が和みます。欠かせない要素ですね。

<引用メモ>

「オケピ!」の時もそうだったが、ミュージカルを作るときにまず考えるのは、登場人物が突然歌い出すという、どう考えても不自然な行為をいかに自然に見せるか、ということ。
(p.36「歌、その不自然さと感動」)


発見だったのは、気持ちさえ込めれば、案外会話は通じるということ。そして中途半端に英語で話すよりは、日本語で話した方が、むしろ伝わるということ。なまじ下手な英語で喋ろうとすると、知っている単語の羅列に終わってしまう。でも思い切って日本語で押し通すと、そこにはちゃんと伝えたいという意思が存在するので、言葉を超えたところで会話が成立してしまうのだ。
(p.102「ニューヨークの朝食」)


(2011/05/20 読了)

三谷幸喜のありふれた生活9 さらば友よ

三谷幸喜
朝日新聞出版 2011-04-28
by ヨメレバ



[読書メモ] 日本一の変人経営者 - CoCo壱番屋を全国チェーン店に育てた男の逆境力/宗次 徳二

Posted by localpocky on 21.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
Tag :ココイチ
日本一の変人経営者

宗次 徳二
ダイヤモンド社 2009-11-13
by ヨメレバ

2009年11月刊。
「カレーハウス CoCo 壱番屋」の創業者が書いた、ココイチ創業記。

ココイチの好きなところは2つ。
おいしいこと。そして、接客がとてもいいこと。
チェーン店なのに、どこの店舗に行っても明るく元気に迎えてくれる。応対も丁寧。
この本を読むと、ココイチがいかに接客サービスを重要視しているかがよく分かります。

残念ながら、壱番屋にはカレーの味を含め、お金さえあれば他社でも真似しようとしてできない商品はない。メーカーからの技術協力があれば、他社でも壱番屋と同じような供給システムを確立できるだろう。では、絶対に真似できないものは何か。
「形の真似はできても、心の真似はできない」(p.22)


キーワードは、「ニコニコ、キビキビ、ハキハキ」。
社内では「ニコ、キビ、ハキ」と呼ばれているそうです。
「お客様 笑顔で迎え 心で拍手」という標語は、とても素敵ですね。

ココイチの起源は、意外にも2軒の喫茶店。
そのお店で人気メニューだったカレーライスを独立化させたのが、ココイチの1号店。
そこから1軒ずつ、少しずつ着実に店舗を増やしていく過程が、読んでいて面白いです。

この人の信条を一言で表せば、真心の接客サービス第一主義
「全国展開するぞっ!」という野心は感じられません。
こつこつと、やるべきことをきちんとやっていたら、いつの間にかお店が増えていった、そういう感じでしょうか。
そんなココイチも、今では 1000 店舗を越えるというのですから、すごいですね。

経営本のような堅苦しさはなく、文体がやわらかくて、楽しく読めます。
ココイチファンはもちろんのこと、接客業をされている方にもおすすめです。

<引用メモ>

「目標設定は小さいほうが絶対よい」
よく本屋に行くと、「夢は大きいほうがいい」「願いは必ず叶う」などと主張する本が多く並んでいるが、たんなる願望や幻想に過ぎないものが多く、文字通り、夢で終わってしまうことになりがちだ。大きな夢を持つことをけっして否定するものではないが、持つ夢や目標の大きさに見合った努力をすることが前提となる。でなければ無意味だと思う。
私はむしろ、現在の状況に流されず、真に頑張れば1年で叶いそうな小さな目標に取り組んでみることをおすすめする。1年でひとつのきちんとした目標を達成し、それを毎年重ねていけば、私がそうであったように、ひょっとして奇跡が起こるかもしれないのだ。(p.166)


「売り上げ不振の店は掃除で蘇る」
創業時から私が、他店に対抗して値引きをしたり、モノを付けたりするサービスを否定してきたのは前に述べた。その分、真心のサービスやこまめな掃除を何よりも重要といちづけてきたことも、繰り返し述べてきた。
要は、売り上げ不振の打開策は、とにかく掃除ひとつにも心を込め、それを日々やり続けることなのだ。それだけで、売り上げは回復すると断言できる。(p.174)


(2011/05/16 読了)


[読書メモ] 誰からも「気がきく」と言われる45の習慣 - 思わずマネしたくなる一流秘書の技術/能町光香

Posted by localpocky on 15.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

能町光香
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2010-11-15
by ヨメレバ

2010年11月刊。
いかにも「気配りのプロ」のように見える「秘書」の方が書いているという点に興味をそそられて、読んでみました。

本書には、気配りのことだけでなく、コミュニケーション全般について触れられています。

・「気がきく」とは、自分が行ったことで相手が満足するということ。
・相手を満足させるためには、相手のことを理解しなければならない。
・相手を理解するためには、コミュニケーションが不可欠。

気配りとコミュニケーションは、切っても切り離せない関係なんですね。

気配りのポイントは、第1章の「いつでも気がきく人の3つの共通点」に凝縮されています。
(1)「相手ありき」:
相手の立場を思いやり、相手の視点でものごとを感じとり、見てみること。(p.15)
(2)「尊敬 (リスペクト) する」:
その人の人格、空間、時間、すべてに配慮を示すこと。(p.19/p.156)
(3)「先読みする」:
先の先まで読んだ行動が、人に安心感を与える。(p.22)

気配り上手は、コミュニケーション上手。
そう考えると、気配りということも、何だか身近に感じられてきます。

<引用メモ>

「気がきく」というのは、あなたが行ったことが相手の望みにかない、相手が喜びや幸せを感じ、満足したということ。「気がきかない」とは、あなたのしたこと、あるいはしなかったことで相手が不満に思ってしまったということ。(p.12「相手ありき」)


言葉だけでない何かを添えて、行動として見せることが本当の気づかいだと思います。(p.25 「言葉よりも行動で」)


「相手に嫌われないようにしよう」「好かれよう」「親切だと思われよう」というような動機は、相手本意ではなく自分本位。
相手のことではなく、自分のことを考えてしまっているのかも知れません。(p.44「下心を持たない」)


私の個人的な意見ですが、マネジメントができるひととコントロールをしてしまう人、その違いは、やはり基本的に人を信頼しているかどうかなのだと思います。(p.94「マネジメントをしてもコントロールはしない」)


コミュニケーションが上手な上司は、人と話をするときやお願いをするとき、常に自分から動きます。わざわざ自分から動いて人のデスクへ行くのです。(p.152「気持ちのいいお願いをする」)


(2010/05/12 読了)


[読書メモ] スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則/カーマイン・ガロ

Posted by localpocky on 15.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

カーマイン・ガロ
日経BP社 2010-07-15
by ヨメレバ

2010年7月刊。

本書ではジョブズのプレゼンテーションを分析し、聴衆を魅了するテクニックの数々を初めて明らかにする。それだけではない。本書を活用してジョブズのテクニックを修得し、そのテクニックを活用すれば、彼と同じように聞き手の心を動かし、また聞きたいと思わせる話ができるようになる。(p.5 プロローグ)


スティーブ・ジョブズのプレゼン映像を見るのが、楽しみになっています。
ジョブズが基調講演を務めるアップルのイベントは、年に2~3回ぐらい。
発表会の半日後にはアップルのサイトに動画がアップされるので、誰でも見ることができます。

英語が苦手な自分には、話している英語の内容はさっぱり聴き取れませんが、抑揚たっぷりに話す姿や、シンプルにまとめられたスライドを見ているだけでも、何のことを言っているのかは、おおよそ理解できます。

1時間から1時間半ぐらいの間、ずっと英語のシャワーを浴び続けるというのは、普段の自分にとっては苦痛なはずです。
でも、ジョブズのプレゼンは苦にならない。
それどころか、ワクワクしながら聞いている自分がいます。
そのワクワクの正体を探ってみたいと思ったのが、本書を読んでみたきっかけでした。

本書には、2007 年の iPhone 発表のプレゼンのことが何回も出てきます。
「本日、革新的な新製品を3つ発表します」の言葉に始まって、
"There are not three sparate devices. This is one device !"
と言ってみせるドラマチックな展開が好きで、今でもたまに観ています。
ジョブズ流のプレゼンのお手本にもなる、歴史的なシーンですね。

自分はこの本を、プレゼンの書き方を学ぶというよりは、ジョブズのプレゼンを振り返る、というような読み方をしたのですが、プレゼン作りのテクニックも多く紹介されています。
特に重視されているのは「ストーリー作り」と「練習」。
いきなり PowerPoint の画面に向かうのではなく、まずは紙の上で話の流れをしっかり構築することが大事なんですね。

ジョブズのプレゼンが聴き取れるようになったら、きっと楽しいだろうなあ。
これを、英語を勉強するモチベーションにつなげられれば…。
自分が英語を聴き取れるようになるまで、どうか現役でいてください!

<引用メモ>

聞き手というのは「なぜ気にかける必要があるのか」と思いながら聞いている。聞き手を儲けさせる製品なら、そう伝えよう。節約ができるものなら、そう伝えよう。(中略)なるべく早い段階から、くり返し、はっきりと伝えよう。ジョブズの話は人を惑わせない。新製品や新機能を実現している技術の説明に入る前に、そのコンピューターやミュージックプレーヤー、ガジェットで人々の体験がどうよくなるのかを説明するからだ。(p.55 シーン2「一番大事な問いに答える)


忘れてはならないは、あなたの製品など気にする人はいないという(こと)。人々が気にするのは、自分の問題を解決することなのだ。(p.141 シーン6「敵役を導入する」)


完ぺきでなければならないと思うのはスピーカーだけ。多少の失敗があっても最後までちゃんと話せば、聞き手は許してくれる。(p.362 シーン18「楽しむ」)


■iPhone 発表のプレゼン映像 (日本語字幕付き、1:24 から)
http://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg#t=1m24

■Apple - Events (最近のプレゼン映像)
http://www.apple.com/apple-events/

(2011/05/06 読了)


図書館に入った新刊本を誰よりも早く借りる方法

Posted by localpocky on 12.2011 本/図書館   0 comments   0 trackback
Tag :図書館
読みたかった新刊が図書館に入荷されたことを知り、いざ貸出予約をしようとしたら、既に予約が100人待ちだった…こんな経験はありませんか?

私の住んでいる市の図書館では、Web サイトで蔵書を検索することができます。
でも、あらかじめ登録しておいた本が入荷されたらメールで教えてくれるようなサービスは提供されていません。

本屋さんで読みたい新刊本を見つけたときにはまだ図書館に入荷されていなくて、数日後にもう一度検索したら、今度は入荷されていたけど多数の予約が入っていた…ということが何度もありました。
ちょっと悔しいですよね。

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そこで活躍するのが、図書館蔵書検索サイトの「カーリル」です。
カーリルは、指定した最寄りの図書館に借りたい本があるか、また貸出中かどうか、などを簡単に調べられるサイトです。
カーリルから図書館 Web サイトの予約ページにジャンプして、貸出予約をすることもできます。

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カーリルで特に便利なのが、「読みたいリスト」という機能。
このリストに、自分の読みたい本を登録しておくことができます。
リストに登録した本は、図書館の蔵書状況や貸出状況を一覧で見ることができます。
この表を見れば、図書館の入荷状況が一目瞭然!

あとは、このページをブックマークしておいて、1日1回開くだけ。
図書館に本が入荷されたら、今まで「×」(蔵書無し) だったものが、「◎」(貸出可能) や「△」(貸出中) に変わります。
これで、図書館に読みたい本が入荷されたことをいち早く知り、すばやく貸出予約ができます。

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私はこの方法で、発売からまだ1~2週間しか経っていない新刊本を、ほとんど待たずに借りることができました。
本屋さんでまだ平積みされている本を図書館で読めるなんて、うれしい…。
ちなみに、1ヶ月が経った今では、この本の予約は 73 人待ちでした。

どうぞ快適な図書館ライフを!

■カーリル
http://calil.jp/

<関連記事>
図書館ライフを快適にする便利なツール&サイト (2010/08/24)


イッセー尾形のこれからの生活 2011 in 府中 @府中の森芸術劇場

Posted by localpocky on 05.2011 LIVE/演劇   0 comments   0 trackback
Tag :イッセー尾形
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イッセー尾形の一人芝居を観に行ってきました。
府中での公演は初めてとのこと。近くに来てくれるのがなんだかうれしくて、チケットを取りました。

実はこの公演、3/12 (大地震の翌日) に開催予定だったんです。
公演中止になっちゃうんじゃないかと思っていたので、無事に観に行くことができてよかったです。

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お客さんは、結構年配の方が多かったですね。
原宿クエスト公演とは、明らかに違う年齢層でした。
イッセーさんの芝居を観るのが初めての方も多かったみたいで、舞台上で「生着替え」を始めると、会場がどよめいていました。
初めて見たときは、私も驚きましたっけ。(^^;

今日のお気に入りは、在庫と返品に囲まれるサラリーマンのお話。
やっぱりイッセーさんは、髪をテカテカのオールバックにしたサラリーマン姿がよく似合います。
早口の「待て待て待て待て」という口癖も、なんだかユーモラス。

そう言えば、社会人になって間もない頃。
自分の夢の一つが「イッセー尾形の芝居を観ること」だった頃がありました。
プラチナチケットだったんですよね。
その頃に比べれば、今はオフィシャルサイトからインターネットでも予約できるし、以前よりも取りやすくなりました。

イッセー尾形の一人芝居、一度経験してみませんか?

■イッセー尾形オフィシャルサイト
http://www.issey-ogata.net/


  

プロフィール

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Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
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