[読書メモ] いとま申して/北村 薫

Posted by localpocky on 30.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
いとま申して―『童話』の人びと

北村 薫
文藝春秋 2011-02
by ヨメレバ

2011年2月刊。
これほど、これが事実なのか創作なのかということが、かなり後半にならないと分からなかったという本も珍しい。

童話雑誌に投稿する文学少年、著者の父親の日記を元に書かれた、大正から昭和初期にかけてのお話しです。
最後に何かあるのかな、と思いつつ最後まで読み進めたら、何もないまま終わってしまいました…。

この本では、幼少期から20歳になったあたりまで。
重要人物と思われる人たちは、まだちらっと顔を見せた程度。
物語は、まだ続きそうです。

面白いとか面白くないとか、そういう類の本では無いような気がします。
戦前のリアルな時代背景を味わうにはいいかもしれません。
きっと、北村さんが今書いておきたい話だったんでしょうね。

<引用メモ>

夕暮れから、畳の古いのを燃した。そのうち辺りが暗くなる。炎が闇の中に美しい。お芋を数個入れ、焼いた。時折、火の粉が花火のように舞い立つ。ずっと役だってくれた畳が、こうして最後のご奉公をしてくれる。古い時が終わり、新しい時が来るのを、形に見せているようだ。(p.262)


教員というのは、長い一年の授業を忘れられても、一瞬の動作や言葉を記憶されるものだ。(p.330)


(2011/04/27 読了)


車検の事前見積もりに予習して挑む

Posted by localpocky on 24.2011 くるま   0 comments   0 trackback
車検の事前見積もりをするために、ディーラーに行ってきました。
もうくるまを運転するようになってから丸6年、早いものです。

普段だと、車検のときに交換するパーツなどは、ディーラーに完全にお任せの私。
でも、先日バッテリー上がりを起こしたときに得た「半年に1回点検に出しているからといって、バッテリーの交換時期を教えてくれる訳じゃない」という教訓を活かして、事前に予習することにしました。

くるまのメンテナンス履歴表 (交換したパーツの種類・交換時期・走行距離をメモしている一覧表があるんです) とにらめっこ。
車検と一緒に2年に1回取り替えているパーツ以外で、しばらくの間交換していないものをリストアップしました。

■交換候補のパーツ
・ワイパーのリフィールとブレード【前回交換=1年半前】
・エアコンフィルター【前回交換=3年前】
・エアコンオイル (ガス?)【前回補充=4年前】
・ATF (オートマオイル)【前回交換=3年半前】

このリストをディーラーに持っていって、「もし交換すべきだったら、車検時に一緒に交換して欲しい」と伝えて、待つこと40分。結果は以下のようになりました。

■点検結果
・ワイパーのリフィールとブレード
  → 交換を勧められた。(フロント2本、リア1本)
・エアコンフィルター
  → 交換を勧められた。(消臭・花粉除去機能付きのやつ)
・エアコンオイル (ガス?)
  → ガスを点検して問題なし。交換不要。
・ATF (オートマオイル)
  → 前回交換時から 8000km しか走っていないので、交換不要。

ちゃんと点検した上で「交換不要」ということなら、安心できますね。
何でもかんでも交換すべきと言われる訳じゃ無かったので、自分から言ってみてよかったです。

それとは別に、エンジンの「エアー クリーナー エレメント」というものの交換を勧められました。
これは、くるまを買ってからまだ1回も交換していないパーツ。
話によると、エンジンが空気を吸い込むときのフィルターだとか。
そんなに高い部品じゃないので、これも一緒に交換してもらうことにしました。

交換するパーツとしないパーツを決めて、見積もり完了。
予習した成果があったので、そこそこ満足感ありです。
ディーラーに自分の方から意見を伝えたのは、初めてのような気がします。

くるまのパーツとかには全然興味が無くて、今まで完全に人任せでしたが、自分のくるまのことなので、少しは知っておかないとダメですね。今までの不精を反省。


鶴瓶噺2011 @三軒茶屋 世田谷パブリックシアター

Posted by localpocky on 23.2011 LIVE/演劇   0 comments   0 trackback
110423_1___.jpg 110423_2__.jpg

今年も運よく観に行くことができました。(4/21 の回)
正月ぐらいから気にしていたので、無事に見ることができて、よかったです。

きっかり2時間。いっぱい笑わせてもらっちゃいましたよ。
今回は「敏腕」宇木マネージャーのネタが満載でした。
その他は「無学」誕生のエピソードなどなど。

ここ1年ぐらいは、「きらきらアフロ」をほぼ欠かさず観ていたので、聞いたことのある話もちらほら。
でも、ライブで聞くとついつい笑っちゃうんですよね。

鶴瓶さんが「こんなときだからこそ笑って、気を持って、今後につなげていかないと」と力説されていたのが印象的でした。

ところで、今公演の主催はマクドナルド。
来場記念で「ジューシーチキンセレクト無料券」を5枚もらっちゃいました。
有効期限は 6/12(日) まで。使い切れそうにないので、よかったらお分けしますよ。
ご希望の方、いますか? (面識のある方限定とさせてください)

■鶴瓶噺2011
http://tsurubebanashi.com/

110423_3.png


[本] 箱庭図書館/乙一

Posted by localpocky on 17.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
箱庭図書館

乙一
集英社 2011-03-25
by ヨメレバ

2011年3月刊。
自分にとっては4年半振りとなる、久しぶりの乙一。

読者からボツ原稿を募って、それを著者が大胆にリメイクして世に送り出すという企画で生まれた本です。
収録作は、「小説家のつくり方」「コンビニ日和!」「青春絶縁体」「ワンダーランド (原題「鍵」)」「王国の旗」「ホワイト・ステップ (原題「積雪メッセージ」) の6編。

全ての話に登場する共通の人物の存在が、もともと作者が別々で方向性もまちまちな作品群に、1本の串を通しています。
どちらかというと、ミステリー度は少なめです。

お気に入りは、「青春絶縁体」と「ホワイト・ステップ」。
おふざけっぷりと、じんわりほんわかが共存しているのがいいですね。
乙一の「せつなさ」を久しぶりに体感できました。

退屈な日だと思っていた日が、この「ホワイト・ステップ」を一気に読み切って、心に残るいい日に変わりました。本との出会いに感謝。

■箱庭図書館 乙一|集英社 RENZABURO
http://renzaburo.jp/8528/


(このあと、ネタバレあります)
本書の3分の1を占める、最後の「ホワイト・ステップ」がすごくよかった!
お互いに見えない者同士が、雪面でメッセージをやり取りするというアイデアが、たまらなく好きです。
お互いに自分を責めていた母子が最後に許し合うシーンには、泣けてしまいます。

(2011/04/17 読了)


[本] バカの正体/テリー伊藤

Posted by localpocky on 13.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
バカの正体 (角川oneテーマ21)

テリー 伊藤
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-01-08
by ヨメレバ

2011年1月刊。
この記事↓を読んで、うっかり借りてしまった本。

■おバカタレントは本当にバカなのか? テリー伊藤が「バカ」を斬る - 新刊JPニュース
http://www.sinkan.jp/news/index_1697.html

小見出しに「○○するバカ」というのがずらっと並んでいるのが鼻につくけれど、書かれている内容は、それほどバカな人ばかりの話では無い。

出てくるのは、どこにでもいそうな普通の人達。
この人の言う「バカ」の定義は、一体何なのだろう。

タイトルほどは過激な内容ではないし、いいこと言っているところもある。

でも、

下手な相槌は邪魔になる。というか、相槌は、いらない。そんなもの、打たなくていい。それが私の結論だ。(p.73)

というくだりにはびっくりした。
本当にそうかなあ。それはテレビやラジオのインタビュアーに限ったことじゃないのかな。

<引用メモ>

(「自分らしさ」を求めるバカ)
「自分らしく活きる」というのは一見、素敵な言葉だ。けれども、その意味するところは「自分以外は排除」ということだ。
自分らしく、自分が好きなものだけを選んで、自分が思うとおりにする。これはファッションにしろ生き方にしろ、「他のものは吸収しない」「新しいものは取り入れない」「自分と異質なものは受け入れない」ということにつながる。そこには変化もなければ進歩も成長もない。(p.56)


(なんでもクレームをつけるバカクレーマー)
もし私がクレームをつけなければいけなくなったときに心がけているのは、どんな業者相手にも、作った人への敬意を忘れないことだ。
ものを作った人であれ、無形の何かを提供してくれた人であれ、その相手が作ってくれたこと自体には敬意を忘れない。そのうえで苦言を述べるべきは述べ、批判すべきはする。
その態度があれば、クレームを受けた相手が「イヤなクレーマーに会った」と思わずにすむはずだと思っている。(p.159)


(2011/04/05 読了)


[本] 長い廊下がある家/有栖川有栖

Posted by localpocky on 12.2011 書評/読書メモ   0 comments   0 trackback
長い廊下がある家

有栖川有栖
光文社 2010-11-19
by ヨメレバ

2010年11月刊。本格ミステリ、火村シリーズの短編4編。
個性的な4つの話が揃っています。

表題作「長い廊下がある家」は、大掛かりな舞台で行われたアリバイ崩し。アリスの推理が冴える?
「雪と金婚式」は、失われた記憶を取り戻すミッション。
「天空の眼」は、シリーズ異色作。Google Earth が出てくるところが今風ですね。「ああ、私の独創よ。大事なアイディアよ」。
「ロジカル・デスゲーム」は、3つのコップをめぐって、題名通り論理的な展開が楽しめます。こちらも普段とは違った展開。とてもスリリング。

「長い廊下がある家」と「ロジカル・デスゲーム」がよかったな。
スカッと読める1冊。

(2011/04/08 読了)


JAF 体験記 (JAF に現在位置をケータイの GPS で伝える方法)

Posted by localpocky on 11.2011 くるま   0 comments   0 trackback
買い物を終えて車を出そうとしたら、エンジンがかからない…。

いつもは「キュルキュルキュルブイン」って感じでエンジンがかかるのに、キーを回しても「キュルキュルガガガガ…」と高速な変な音をたてるばかり。
何回やってもダメ。少し時間をおいてからやってみてもダメ。
キーを回すこと以外に自分でできることも思い浮かばず、はじめて JAF を呼びました。

ケータイの電話帳にメモリーしてあった「#8139」(はいさんきゅー) に電話。
オペレーターに車の症状、会員番号、現在位置などを伝えるのですが、現在位置を伝えるのに少し手間取ってしまいました。
場所は自宅の近くだったので、周辺の地図は完璧に頭に入っているのですが、自分の居場所を正確に口頭で伝えるというのは、なかなか難しいものですね。

これは後から気が付いたのですが、ケータイの GPS 機能を使って JAF に現在位置を知らせることができる URL をケータイのブックマークに入れていたことを忘れていました。
これを使えば、もっとスムーズに救援要請ができたはず。
やっぱり、少し冷静さを失っていたみたいです。

■GPS機能付き携帯電話からの救援依頼 - JAF
http://www.jaf.or.jp/rservice/network/mobile.htm
(残念ながら、iPhone などのスマートフォンには未対応のようです)


さて、電話では到着まで 30 分ほどかかると言われましたが、15 分ぐらいで救援車が到着。

「バッテリーは交換して何年目ぐらいですか?」と聞かれたので、うろ覚えで「だいたい2年ぐらい」と答えたのですが、ボンネットを開けて経過年数を見てみたら、なんともう丸4年経っていることが判明!
半年に1回、くるまを点検に出しているというのに、何という体たらく…。
走行距離にもよりますが、一般的にバッテリーの寿命は2~3年とのこと。
くるまに対する知識の無さが露呈してしまいました。

補助バッテリーを繋げてキーを回したら、あっけなくエンジンがかかりました。
「このままエンジンを切らずに交換しに行ってください」とのことで、その足でディーラーに直行。
到着から作業完了まで、たったの10分。あっと言う間。
噂には聞いていましたが、JAF の対応はとても親切で丁寧でした。頼もしい!

教訓:「半年に1回点検に出しているからといって、バッテリーの交換時期を教えてくれる訳じゃない」。

以後、気を付けます…。


横浜 2011 - 巨大な競馬場の遺構が見れる公園と、真っ暗なみなとみらい

Posted by localpocky on 04.2011 旅行   0 comments   0 trackback
110404_0.jpg

横浜に旅行に行ってきました。
自宅から電車でたった1時間ちょっとで行けるところですが、自分にとって横浜は「非日常」であり、れっきとした「旅行先」なのです。
みなとみらいの風景を眺めるだけで、心が癒されます…。

110404_1.jpg

今回は、ちょっと足を伸ばして「根岸森林公園」というところに行ってきました。
根岸線の根岸駅から、徒歩15分ぐらいのところにあります。
「桜がすごい」という話を教えてもらったのがきっかけです。
まるでゴルフ場のようにくねった地形の原っぱと、丘に一面の桜の木。
でも、桜はまだ一分咲きぐらいでした。(^^;
この丘いっぱいに桜が咲いたら、さぞかしすごい迫力でしょうねぇ。

この公園で意外な収穫だったのが、競馬場の遺構が見れたこと。
ここは元競馬場で、昭和18 (1942) 年まで日本初の洋式競馬場として使われていたそうです。
当時の観客席の一部が、今でも保存されています。

110404_2a.jpg

110404_2b.jpg

110404_3.jpg

その重厚な造りに加えて、蔦が絡まる「廃」な感じといい、観客席ならではの斜面といい、なかなかの迫力でした。これはいいものが見れました。来てよかった。


あとは、みなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園、中華街、元町商店街などの定番コースをブラブラしてきたのですが、誤算だったのが、節電で夜のライトアップが無かったこと。
これは出発前から気が付くべきでしたね…。

当然、観覧車のライトアップも無し。
ランドマークタワーも、その横のクイーンズタワーも、帆の形をしたインターコンチネンタルホテルも、赤レンガ倉庫も、最小限の明かりだけを残して、夜はほとんど真っ暗。
観覧車の巨大なデジタル時計だけが闇にぽかんと浮かんでいるような、なんだか不思議な光景。

110404_4.jpg

しばらくは、このような夜の景色が続くのかと思うと、ちょっと寂しい気もしますが、仕方が無いですね。
まあ、今までがちょっと明るすぎたのかもしれません。
遠くに見えた、大さん橋に停泊していた客船だけが煌々と光っていたのが印象的でした。(船は自家発電ですもんね)

これからは、1年に1回ぐらいのペースで横浜を訪れたいと思います。
また来るよ!

110404_5.jpg


  

プロフィール

localpocky

Author:localpocky
電車好きを返上して、にわかに興味が出てきたのが野鳥。姿を見たり鳴き声を聞くと和みます。好きな鳥はハクセキレイ。カワセミを一度この目で見てみたいです。
読書は1週間に1冊のペース。図書館も愛用しています。
2007年にMacにスイッチ。iPhoneも活躍中。
ささやかな楽しみは、手挽きのミルで豆を挽いてコーヒーを入れること。自分で入れたコーヒーはおいしい!
ブログの紹介など → こちら

HSタグクラウド

カレンダー

03 | 2011/04 | 05
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索フォーム

トラックフィード

track feed リンク元サイト